2023年04月08日 [日常あれこれ]
お花がキレイに咲いたのに・・・ と 獣医師の映えない日常 春ver.
こんにちは、獣医師の大野です。
まずはお知らせから。
来週は院長が・・・結構いない!!!
そう、狂犬病集合注射のシーズンです。
流山市内を細かく移動しながら、バシバシ受付して、どんどん問診して、
チューチュー注射液吸って、ブスブス犬に注射しているんだと思います。たぶん。
見たことないのでわかりませんが…
なので院長の留守は私が守ります。普段休みの曜日も出勤します。やったんぞ!
4/10(月) 午前中院長不在(集合注射へ。お休みだけど私が出勤)
4/12(水) 午前中院長不在(小学校の入学式でPTAのお仕事。そっちもか!)
4/13(木) 終日院長不在(院長唯一のお休みだけど、集合注射へ。がんばれ〜)
4/15(土) 午前中院長不在(集合注射へ。土曜は忙しいのに〜)
4/22(土) 午前中院長不在(集合注射へ。2週連続土曜いないんかい!)
こんな感じです。ちなみに4/29は昭和の日で休診なので、
4月は土曜が5回あるのに、2回しか院長がいる午前中土曜日がありません。
ナンテコッタ!
院長診察をご希望の方、ご注意ください。
当院入り口の花、今年もなかなかキレイに咲きました。
↑5日前の全盛期。
スタートは
こんな感じでしたので、とっても大きくなりました。
チューリップは毎年なかなかカッコよく咲かず、
2020年は何だか寸詰まった感じの2頭身に
↑2頭身チューリップ(2020年)
左の赤いのに至っては1頭身。
2022年は風には強そうだけど、背が低い
↑スタイル悪くはないけどなんか小さい(2022年)
でも今年はいつもよりスタイル良い感じです。
可愛い!
私が勤め始めたころ、この鉢植えには謎の枯れ枝がぶっ刺さっていました。
実はこの鉢植えは当院が入っているマンションの物なのですが、
通りすがる人たちから「ちゃんと手入れしないと」と我々が言われることもあり、
管理会社に何度連絡しても一向に手入れをしてくれませんでした。
「じゃあもういいよ!」と、私が勝手に土を入れ替え、勝手に園芸を始めました。
管理会社に怒られるかな〜と思いましたが、何度か清掃に来ているところに出くわしても
特に何のお咎めもないので、現在まで継続しています。
毎年何を植えようか一人で計画し、ポケットマネーで種や球根や苗を買っています。
お花って何かの役に立つわけではないですけど、
結構病院前のお花を楽しみにしている方たちがいます。
お世話をしていると声をかけられることも多いですし、
近隣の保育園の子供たちが、お散歩のときに
「きれいだね〜かわいいね〜」と眺めて行くのが日課な様です。
動物は怖くて触れなかったり、アレルギーの問題もありますが、
お花はそういう心配もなく、見ているだけで癒されますよね。
正直管理は面倒ですし、お金もかかりますが、
それでも続けているのには理由があります。
治らない病気の動物たちと毎日向き合い、懸命にお世話をしている飼い主さんたちを、
通院の際に少しでもお花で癒すことができたら…
病気で遠出は出来ない動物たちと、思い出の写真が撮れたら…
駅周辺をお散歩しているお年寄りが、このお花を楽しみに
外出する機会が増えて、健康に楽しく生活できたら…
そして、この地域に住む子供たちがお花を見ながら育ち、
自分より弱い動物や植物の命も大切にできるような優しい人になってくれたら…
そんなことを考えながら、お花を育てているのです。
なのに先日、とても悲しい出来事が!
やっと咲いてまだまだ1週間ぐらい持つであろう花がちぎられているのを発見!
花びらは外側にめくれており、無事だったチューリップたちもなんだか倒れ気味で、
やはり花びらは外側へめくれていました。
朝水をあげた時はこうはなっていなかったので、
当院の入り口に設置している防犯カメラを確認してみたところ、映ってました。
お子さん連れのお母さんが、鉢植えの台にお子さんを乗せて写真撮影
その間お子さんはずっと花を握りしめて、次々となぎ倒すように
地面と平行になるほど曲げていても、お母さん一切止めず。
お母さんの楽しそうな音声も入っていましたが、(←意外と優秀な防犯カメラ)
結局1分ぐらいその状態を放置した結果、結構大きな音で、
「バキッ!」
お母さん「あっ!」
そしてお母さんは
すぐにお子さんを抱き上げて
速やかに立ち去りました。
折ったのは子供ですけど、これは子供が折ったと言っていいのでしょうか。
私には親が折らせたように映りました。
タンポポなどと違い、鉢植えのチューリップは誰かが植えたものと
大人なら当然わかるはずです。
この鉢植えは地面より高いところにあるので、犬がおしっこをかけたり
小さな子供がいたずらをしたりすることもない安全な場所だと思っていましたが、
このお母さんは鉢植えの乗ってる台の上に子供を抱っこして乗せてしまっているので
簡単に手が届いていました。その時点でそもそもマナー違反ですが、
本来乗せてはいけないところに乗せるのであれば、最低限しっかり監督して欲しい・・・
流山は子育て世帯に優しい街であることで人気上昇の街ですが、
だからと言って子供を武器に、何をしても良いというわけではないと思うのです。
子供が親の知らぬ間に、一瞬で何かを壊すのは仕方のないことかもしれません。
でも、今回のケースは一瞬ではないんですよね・・・この子は
長い時間お母さんの目の前で花を鷲掴みしてブンブンしてましたし。
何故そこで「お花は弱いから触っちゃだめだよ、お花が可哀そうだよ」
と言ってあげないんだろう・・・。
そして、逃げるように急いで立ち去るのって・・・
恐らくこの子の年齢だと、悪いことしたら「ごめんなさい」って謝るとか、
そういうのを教える絶好のタイミングだと思うんですが・・・
子供がすることはたしかに仕方ないですが、だからこそ
そうならないように見守るのがその場にいる親御さんの役目だと思うのです。
巷では「子供連れだと嫌がらせをされる」とか、「子供連れお断り」とか、
話題になること多いですけど、「本当に子どもが嫌いで排除したい」というのは極めて稀で、
こういう親たちが嫌で、そのために子供たちがとばっちりを受けていることが多いのではと思います。
でもこれは子供連れに限ったことではないですよね。
例えば犬を飼っている人は犬が好きでしょうけど、
世の中には犬が嫌いな人も居るわけです。
でもその「犬嫌い」だって、「犬そのものが嫌い」ではなく、
「ルールも守らず、しつけもしないで犬を飼っているその飼い主が嫌い」
という人が多いと思います。
排泄物の処理をしない、他人に吠えても止めさせない、他人に飛びついても気にしない、
「犬ってそれがふつうよ!」
「人が好きだからやっちゃうだけよ」な〜んて開き直る人がいると、
犬という生き物そのものの株を、その人が下げることになるわけです。
自分の子をどんなに「可愛い!何をしても許せる!」と思っていても、
他人から見たらどこにでもいるフツーの子供、フツーの犬、フツーの猫なんですよね。
秋に植えられてから、寒い冬をず〜っと土の中で過ごし、
やっと春になってキレイに咲くことが出来たのに、
首をもがれてしまったチューリップ・・・かわいそう。
こんなことで心が折れてはいけないのかもしれませんが、まあ 折れますよね。
お子さんが花の命を絶ちそうになっている間も止めずに笑っていたお母さんの声や、
折れる時の鈍い大きな音、足早に立ち去る後ろ姿がなんだかすごく頭に残ってしまい、
チューリップを見るたびにとても悲しくなります。
花は静かに咲いているだけなので、嫌な思いをすることもないと思っていましたが、
今後続けていくかも正直考えてしまいました。
喜んでもらいたい気持ちはありますが、もうこんな悲しい思いはしたくないですし…。
今後については……正直悩み中です。
私の心の整理がついてから決めようと思います。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
皆さんお花見はしましたか?
私は花は好きですし、もちろん桜も好きですけど、お花見はやや苦手です。
理由は簡単、お日さまが苦手だからと、人混みが苦手だからです。
満員電車みたいにただただ混んでいるのはまだ我慢できるとして、
花見だとテンションの高い人間が多く、非パリピな自分には結構辛い・・・
ですが、今年!思いがけず花見をしました。もちろん1人で。
なかなかキレイじゃないですか?
たまたま曇ったことも私的にはラッキーだったのですが、こんな感じの木が20本以上あり、
無料駐車場もあり、でもと〜っても静かでして、5〜6時間滞在した中で
出会ったのは人間が2人と野良猫1匹。
そんな穴場スポット、どこにあるの?と思いますよね。
正解はココです⇩⇩
B☆O★C☆H★I
3月は春のお彼岸だったのでお墓参りに一度訪れたのですが、
実は近年ずっと気になっていることがありました。
何かと言いますと・・・
※他人の家の墓石見るのはちょっと・・・て方はご遠慮ください。
一応、気味悪いだろうから一部分だけにしておきます。
墓石の字が薄くなってる・・・・
ちょっと離れるとなんて書いてあるのかわからない・・・
この墓石は昭和57年に建てたものらしいので、かれこれ40年以上ここにあるのですが、
これまで一度もメンテナンス的なものをした事がなく、
年3回のお墓参りの時にブラシで何となく擦って終わりでした。
でも擦れば擦るほど字の部分の塗料が剥げ、老舗感が出てしまいます。
何とかしたい!という両親の相談を受け、何か良い方法はないかと
半年前から石材店のYoutubeでやり方を調べ、
色々準備して墓参りに出かけたのですが、
のっぴきならない事情がありまして当日はわずかしかできず・・・
なので日を改めて、今度は両親には告げず一人でリベンジしたわけです。
石の種類は【御影石(みかげいし)】というものらしいのですが、
石自体は40年経過してもツヤツヤしてますね。
作業工程としては、
➀墓掃除して古い塗料は取れる範囲で取る
⇩
➁乾かす
⇩
➂塗料を塗る(1回目)
⇩
➃乾かす
⇩
➄塗料を塗る(2回目)
⇩
E乾かす
⇩
Fはみ出したところを削り取る
⇩
G塗料はがし液で細かいところをキレイに拭く
見てわかる通り、乾かす工程が多めです。
ただ、大野家の墓石は字が比較的多かったことと、
腰や足が痛くなるので時々ストレッチしながらやる必要があり、
最後の文字に取り組むころには最初に塗ったところは乾いている感じでした。
これをひたすら繰り返しつつ、お昼は桜を眺めながらおにぎり食べつつ
夕方まで作業は続きました。
お彼岸も終わってましたので、だ〜れも居ない墓地で
イヤホンで音楽をガンガンかけながら黙々と作業。
途中、誰もいないと思って完全に油断した顔して
墓地内をふらふら歩いていた野良猫が、角を曲がって
突然私に気付いたようで、1メートルぐらいジャンプして
どっかに飛んで行ってしまいました。
ビックリさせて申し訳ないけど、私だってビックリしたよ!なにせここ墓地だし。
6時間かけて作業した結果
この薄〜い文字が・・・
じゃ〜ん!
こっちも・・・
どうだ!ちょっとキレイになりすぎて眩しすぎる・・・
因みに業者に頼むと10万近くかかるらしいです。
良いことをしました。
お寺の人に見つかったら怒られるかな〜と思いましたけど、
だ〜れも出てこなかったですし、
この墓に入っている面識のない先祖たちが何を思ってたかは知りませんけど、
祟られるようないわれはないので大丈夫でしょう。
あとは雨・風・紫外線にさらされて
時間経過とともに塗料がどうなるかですね。お盆が楽しみです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
おまけ の お知らせ
コロナな日々も徐々に緩和され、本当の意味で『春』が来た感じがします。
実は2020年3月から3年間ぶら下がっていた当院の受付の飛沫シートですが
撤去しました!
設置した時、なんだかすごく冷た〜い印象を受けたので、何とかならないものかと思ったのが
院内飾りを始めたきっかけでした。
いつでも止められるからとりあえずやってみよう!と思って始めた装飾とブログ、
どちらも一定数のファンがいるのでなんだかやめられなくなっていましたが、
実は結構大変でして、いつも締め切りに追われている感覚なのです。
でもやるからにはちゃんとやらなきゃですし、やっつけ仕事には出来ないな〜と思い、
約3年に渡り続けてきました。
が!ついにこの瞬間が!
シートだけだと冷たく感じて始めた工作でしたが、
今やシートを外すと装飾がなくなるのでむしろ「あれ?」って感じです。
まあ、いずれ慣れますけどね。
急に何もなしは寂しいのでちょっとだけ
↑こいのぼり
そんなわけで受付の装飾はなくなる予定です。
ただ、待合の掲示板を担当していた小池さんが、
国家試験の勉強に集中したいとのことで掲示板飾りを引退します。
なので、今後私はこの掲示板を引き継いで細々と続けようかと思っています。
ついでに入り口も。
というわけで、規模縮小です。ブログは・・・引き続き頑張ります。
まずはお知らせから。
来週は院長が・・・結構いない!!!
そう、狂犬病集合注射のシーズンです。
流山市内を細かく移動しながら、バシバシ受付して、どんどん問診して、
チューチュー注射液吸って、ブスブス犬に注射しているんだと思います。たぶん。
見たことないのでわかりませんが…
なので院長の留守は私が守ります。普段休みの曜日も出勤します。やったんぞ!
4/10(月) 午前中院長不在(集合注射へ。お休みだけど私が出勤)
4/12(水) 午前中院長不在(小学校の入学式でPTAのお仕事。そっちもか!)
4/13(木) 終日院長不在(院長唯一のお休みだけど、集合注射へ。がんばれ〜)
4/15(土) 午前中院長不在(集合注射へ。土曜は忙しいのに〜)
4/22(土) 午前中院長不在(集合注射へ。2週連続土曜いないんかい!)
こんな感じです。ちなみに4/29は昭和の日で休診なので、
4月は土曜が5回あるのに、2回しか院長がいる午前中土曜日がありません。
ナンテコッタ!
院長診察をご希望の方、ご注意ください。
当院入り口の花、今年もなかなかキレイに咲きました。
↑5日前の全盛期。
スタートは
こんな感じでしたので、とっても大きくなりました。
チューリップは毎年なかなかカッコよく咲かず、
2020年は何だか寸詰まった感じの2頭身に
↑2頭身チューリップ(2020年)
左の赤いのに至っては1頭身。
2022年は風には強そうだけど、背が低い
↑スタイル悪くはないけどなんか小さい(2022年)
でも今年はいつもよりスタイル良い感じです。
可愛い!
私が勤め始めたころ、この鉢植えには謎の枯れ枝がぶっ刺さっていました。
実はこの鉢植えは当院が入っているマンションの物なのですが、
通りすがる人たちから「ちゃんと手入れしないと」と我々が言われることもあり、
管理会社に何度連絡しても一向に手入れをしてくれませんでした。
「じゃあもういいよ!」と、私が勝手に土を入れ替え、勝手に園芸を始めました。
管理会社に怒られるかな〜と思いましたが、何度か清掃に来ているところに出くわしても
特に何のお咎めもないので、現在まで継続しています。
毎年何を植えようか一人で計画し、ポケットマネーで種や球根や苗を買っています。
お花って何かの役に立つわけではないですけど、
結構病院前のお花を楽しみにしている方たちがいます。
お世話をしていると声をかけられることも多いですし、
近隣の保育園の子供たちが、お散歩のときに
「きれいだね〜かわいいね〜」と眺めて行くのが日課な様です。
動物は怖くて触れなかったり、アレルギーの問題もありますが、
お花はそういう心配もなく、見ているだけで癒されますよね。
正直管理は面倒ですし、お金もかかりますが、
それでも続けているのには理由があります。
治らない病気の動物たちと毎日向き合い、懸命にお世話をしている飼い主さんたちを、
通院の際に少しでもお花で癒すことができたら…
病気で遠出は出来ない動物たちと、思い出の写真が撮れたら…
駅周辺をお散歩しているお年寄りが、このお花を楽しみに
外出する機会が増えて、健康に楽しく生活できたら…
そして、この地域に住む子供たちがお花を見ながら育ち、
自分より弱い動物や植物の命も大切にできるような優しい人になってくれたら…
そんなことを考えながら、お花を育てているのです。
なのに先日、とても悲しい出来事が!
やっと咲いてまだまだ1週間ぐらい持つであろう花がちぎられているのを発見!
花びらは外側にめくれており、無事だったチューリップたちもなんだか倒れ気味で、
やはり花びらは外側へめくれていました。
朝水をあげた時はこうはなっていなかったので、
当院の入り口に設置している防犯カメラを確認してみたところ、映ってました。
お子さん連れのお母さんが、鉢植えの台にお子さんを乗せて写真撮影
その間お子さんはずっと花を握りしめて、次々となぎ倒すように
地面と平行になるほど曲げていても、お母さん一切止めず。
お母さんの楽しそうな音声も入っていましたが、(←意外と優秀な防犯カメラ)
結局1分ぐらいその状態を放置した結果、結構大きな音で、
「バキッ!」
お母さん「あっ!」
そしてお母さんは
すぐにお子さんを抱き上げて
速やかに立ち去りました。
折ったのは子供ですけど、これは子供が折ったと言っていいのでしょうか。
私には親が折らせたように映りました。
タンポポなどと違い、鉢植えのチューリップは誰かが植えたものと
大人なら当然わかるはずです。
この鉢植えは地面より高いところにあるので、犬がおしっこをかけたり
小さな子供がいたずらをしたりすることもない安全な場所だと思っていましたが、
このお母さんは鉢植えの乗ってる台の上に子供を抱っこして乗せてしまっているので
簡単に手が届いていました。その時点でそもそもマナー違反ですが、
本来乗せてはいけないところに乗せるのであれば、最低限しっかり監督して欲しい・・・
流山は子育て世帯に優しい街であることで人気上昇の街ですが、
だからと言って子供を武器に、何をしても良いというわけではないと思うのです。
子供が親の知らぬ間に、一瞬で何かを壊すのは仕方のないことかもしれません。
でも、今回のケースは一瞬ではないんですよね・・・この子は
長い時間お母さんの目の前で花を鷲掴みしてブンブンしてましたし。
何故そこで「お花は弱いから触っちゃだめだよ、お花が可哀そうだよ」
と言ってあげないんだろう・・・。
そして、逃げるように急いで立ち去るのって・・・
恐らくこの子の年齢だと、悪いことしたら「ごめんなさい」って謝るとか、
そういうのを教える絶好のタイミングだと思うんですが・・・
子供がすることはたしかに仕方ないですが、だからこそ
そうならないように見守るのがその場にいる親御さんの役目だと思うのです。
巷では「子供連れだと嫌がらせをされる」とか、「子供連れお断り」とか、
話題になること多いですけど、「本当に子どもが嫌いで排除したい」というのは極めて稀で、
こういう親たちが嫌で、そのために子供たちがとばっちりを受けていることが多いのではと思います。
でもこれは子供連れに限ったことではないですよね。
例えば犬を飼っている人は犬が好きでしょうけど、
世の中には犬が嫌いな人も居るわけです。
でもその「犬嫌い」だって、「犬そのものが嫌い」ではなく、
「ルールも守らず、しつけもしないで犬を飼っているその飼い主が嫌い」
という人が多いと思います。
排泄物の処理をしない、他人に吠えても止めさせない、他人に飛びついても気にしない、
「犬ってそれがふつうよ!」
「人が好きだからやっちゃうだけよ」な〜んて開き直る人がいると、
犬という生き物そのものの株を、その人が下げることになるわけです。
自分の子をどんなに「可愛い!何をしても許せる!」と思っていても、
他人から見たらどこにでもいるフツーの子供、フツーの犬、フツーの猫なんですよね。
秋に植えられてから、寒い冬をず〜っと土の中で過ごし、
やっと春になってキレイに咲くことが出来たのに、
首をもがれてしまったチューリップ・・・かわいそう。
こんなことで心が折れてはいけないのかもしれませんが、まあ 折れますよね。
お子さんが花の命を絶ちそうになっている間も止めずに笑っていたお母さんの声や、
折れる時の鈍い大きな音、足早に立ち去る後ろ姿がなんだかすごく頭に残ってしまい、
チューリップを見るたびにとても悲しくなります。
花は静かに咲いているだけなので、嫌な思いをすることもないと思っていましたが、
今後続けていくかも正直考えてしまいました。
喜んでもらいたい気持ちはありますが、もうこんな悲しい思いはしたくないですし…。
今後については……正直悩み中です。
私の心の整理がついてから決めようと思います。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
皆さんお花見はしましたか?
私は花は好きですし、もちろん桜も好きですけど、お花見はやや苦手です。
理由は簡単、お日さまが苦手だからと、人混みが苦手だからです。
満員電車みたいにただただ混んでいるのはまだ我慢できるとして、
花見だとテンションの高い人間が多く、非パリピな自分には結構辛い・・・
ですが、今年!思いがけず花見をしました。もちろん1人で。
なかなかキレイじゃないですか?
たまたま曇ったことも私的にはラッキーだったのですが、こんな感じの木が20本以上あり、
無料駐車場もあり、でもと〜っても静かでして、5〜6時間滞在した中で
出会ったのは人間が2人と野良猫1匹。
そんな穴場スポット、どこにあるの?と思いますよね。
正解はココです⇩⇩
B☆O★C☆H★I
3月は春のお彼岸だったのでお墓参りに一度訪れたのですが、
実は近年ずっと気になっていることがありました。
何かと言いますと・・・
※他人の家の墓石見るのはちょっと・・・て方はご遠慮ください。
一応、気味悪いだろうから一部分だけにしておきます。
墓石の字が薄くなってる・・・・
ちょっと離れるとなんて書いてあるのかわからない・・・
この墓石は昭和57年に建てたものらしいので、かれこれ40年以上ここにあるのですが、
これまで一度もメンテナンス的なものをした事がなく、
年3回のお墓参りの時にブラシで何となく擦って終わりでした。
でも擦れば擦るほど字の部分の塗料が剥げ、老舗感が出てしまいます。
何とかしたい!という両親の相談を受け、何か良い方法はないかと
半年前から石材店のYoutubeでやり方を調べ、
色々準備して墓参りに出かけたのですが、
のっぴきならない事情がありまして当日はわずかしかできず・・・
なので日を改めて、今度は両親には告げず一人でリベンジしたわけです。
石の種類は【御影石(みかげいし)】というものらしいのですが、
石自体は40年経過してもツヤツヤしてますね。
作業工程としては、
➀墓掃除して古い塗料は取れる範囲で取る
⇩
➁乾かす
⇩
➂塗料を塗る(1回目)
⇩
➃乾かす
⇩
➄塗料を塗る(2回目)
⇩
E乾かす
⇩
Fはみ出したところを削り取る
⇩
G塗料はがし液で細かいところをキレイに拭く
見てわかる通り、乾かす工程が多めです。
ただ、大野家の墓石は字が比較的多かったことと、
腰や足が痛くなるので時々ストレッチしながらやる必要があり、
最後の文字に取り組むころには最初に塗ったところは乾いている感じでした。
これをひたすら繰り返しつつ、お昼は桜を眺めながらおにぎり食べつつ
夕方まで作業は続きました。
お彼岸も終わってましたので、だ〜れも居ない墓地で
イヤホンで音楽をガンガンかけながら黙々と作業。
途中、誰もいないと思って完全に油断した顔して
墓地内をふらふら歩いていた野良猫が、角を曲がって
突然私に気付いたようで、1メートルぐらいジャンプして
どっかに飛んで行ってしまいました。
ビックリさせて申し訳ないけど、私だってビックリしたよ!なにせここ墓地だし。
6時間かけて作業した結果
この薄〜い文字が・・・
じゃ〜ん!
こっちも・・・
どうだ!ちょっとキレイになりすぎて眩しすぎる・・・
因みに業者に頼むと10万近くかかるらしいです。
良いことをしました。
お寺の人に見つかったら怒られるかな〜と思いましたけど、
だ〜れも出てこなかったですし、
この墓に入っている面識のない先祖たちが何を思ってたかは知りませんけど、
祟られるようないわれはないので大丈夫でしょう。
あとは雨・風・紫外線にさらされて
時間経過とともに塗料がどうなるかですね。お盆が楽しみです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
おまけ の お知らせ
コロナな日々も徐々に緩和され、本当の意味で『春』が来た感じがします。
実は2020年3月から3年間ぶら下がっていた当院の受付の飛沫シートですが
撤去しました!
設置した時、なんだかすごく冷た〜い印象を受けたので、何とかならないものかと思ったのが
院内飾りを始めたきっかけでした。
いつでも止められるからとりあえずやってみよう!と思って始めた装飾とブログ、
どちらも一定数のファンがいるのでなんだかやめられなくなっていましたが、
実は結構大変でして、いつも締め切りに追われている感覚なのです。
でもやるからにはちゃんとやらなきゃですし、やっつけ仕事には出来ないな〜と思い、
約3年に渡り続けてきました。
が!ついにこの瞬間が!
シートだけだと冷たく感じて始めた工作でしたが、
今やシートを外すと装飾がなくなるのでむしろ「あれ?」って感じです。
まあ、いずれ慣れますけどね。
急に何もなしは寂しいのでちょっとだけ
↑こいのぼり
そんなわけで受付の装飾はなくなる予定です。
ただ、待合の掲示板を担当していた小池さんが、
国家試験の勉強に集中したいとのことで掲示板飾りを引退します。
なので、今後私はこの掲示板を引き継いで細々と続けようかと思っています。
ついでに入り口も。
というわけで、規模縮小です。ブログは・・・引き続き頑張ります。