2022年01月08日 [日常あれこれ]
神セブンとワンナイトだったギョロ目男の話
こんにちは、獣医師の大野です。
もう8日になってしまいましたが、新年最初の投稿になりますので
改めまして、あけましておめでとうございます。
↑今年はややモダンな感じに作成
正月だからと言って特別なことはしないんですが、
一応大人としての役目は果たしました。
私界隈のキッズのもとへ散ったお年玉たち。
金額は少ないけど、袋を手作りして気持ちだけは込めました。
一応アイツにも。
のんさん、お年玉ですよ
にゃ!?のんちゃんのも あるの?
でも のんちゃん おかね つかわないにゃ
中身はコチラ
う、うれしいにゃ。いいおしょうがつにゃ
院内飾りも今日までは正月ヴァージョンでした。
テーマは【七福神だるま】
院内飾りは小さい飾りにすると、寂しいのでたくさん作らなければならず、
同じものを大量に作るのはだんだんと飽きてしまって大変です。メンタルが。
ですので、大きめなものをど〜んと飾るのが楽なのです。
七福神なら7体以上作るわけいかないですし、
だるまで色を変えちゃえば華やかに見えるだろうしとこれにしました。
でも、やや考えが甘かった・・・
七福神って、それぞれが異なる小物を色々持ってるので、
これはこれで大変でした。
元々七福神については「おじいさんが多い」とか「女子が一人混じってる」とか
「上着がはだけてるのに笑ってる」とか「謎の船に乗ってる」とか
その程度にしか知りませんでしたので、これを機にちょっと学びましょう。
そもそも知らなかったんですが、七福神ってメンバーのほとんどが日本の神様ではないらしい。
日本の神様は1人しかおらず、中国とかインドとか多国籍のグループです。
【神様界のTWICE】みたいな感じでしょうかね。
全員日本人ではないものの、いろんな宗教の神様を同じ船に乗せて、
センターとか決めずに全員がニコニコしているところは
宗教にゆる〜い日本らしさだと思います。
また、TWICEなどのアイドル達に「メインで歌う人」「メインで踊る人」がいるように
こちらの神セブンにもそれぞれ役割的なものがあるようです。
それを踏まえまして、メンバーをご紹介しましょう。
➀恵比寿(えびす)様
唯一の日本の神様で、諸説あるようですが、ご両親は日本列島とかを作った
イザナギさんとイザナミさんという超エリート家系です。
↑混沌をかき混ぜて日本列島作ってる最中のナギさんと見守るナミさん。
クックパッドにも載ってない秘伝のレシピ。
ところが恵比寿くん、生まれたときに骨や手足がない
いわゆるヒルのような奇形児であったので、イザナギイザナミ夫妻は
恵比寿くんを船に乗せて海に流してしまったそうです。なんて親だ!
人の親をあまり悪く言いたくないですけど、控えめに言ってクソだと思う…。
因みに我々がよく知る、ギャンブル大好き漫画家の「蛭子さん」ですが、
響きは同じ「えびすさん」だけど、字が違いますよね?
「蛭子さん」の蛭と言う字、これは「ヒル」のことです。
見た目がヒルだったから幼少期はこの字だったようですよ。
海に流された恵比寿くんは兵庫県の西宮に流れ着き、
その地で大切に育てられ、海の神様にまで上り詰めたようです。
いつの間にか手足もあるし、まさかのキャリアアップ!さすが神です。
しかも、悲しい過去を乗り越えて笑っておられる・・・。
神話なのでフィクションでしょうけど、「サンサーラ」が聞こえてきそうな人生です。
そんなわけで海とのかかわりが深いため、豊漁の神であり、
広く海の神様や、商売繁盛的な部分もカバーするようになっています。
チャームポイントは釣り竿と小脇に抱えた鯛です。
鯛を生で小脇に抱えるなんて、おおらかですね。生臭そう・・・
➁大黒(だいこく)様
七福神をよく知らない人でも恵比寿様に次いで名前が挙がる有名な神様。
実はインドのヒンドゥー教のお方だそうです。
大黒様は比較的ふくよかな穏やかそうなおじさまとして
描かれていることが多いのですが、でも、彼も過去は違います。
元々ヒンドゥー教では【破壊の神】だったそうで、平たく言うと【戦う神様】。
戦の神、勝利の神の意味合いが強かったものが、日本に伝わる頃には
金運とか五穀豊穣とかそういう意味も付け加えられ、台所を守るような意味も加わり、
一見穏やかそうな見た目になったようです。
私の大黒様は小槌と大きい袋しか持ってませんが、
本当は米俵に乗っているらしいのでそこも見分けるポイントです。
若いころ〇走族としてブイブイ言わせてたけど、今は御飯屋さんやってます、
見た目優しいですけど、怒ったら怖いですよ、のおじさまと言うイメージですね。
米俵に乗っちゃうのも昔の名残かもしれません。
そういえばその手の族の方はハンマー的なもの持ってたりもしますね。
↑こんなの
因みに浅草の浅草寺はこの大黒様を祀っているそうですよ。
B毘沙門天(びしゃもんてん)
この方もインドのご出身です。インドでは戦いの神と言われていたそうで、
この点に関しては先ほどの大黒様と同じですが、でも毘沙門天の方が強そうです。
大黒様はどちらかというとどんくさそうですからね〜(←失礼)
七福神の絵があった時に、鎧とか兜とか長い武器を持っていて、
シュッとしていて明らかに一人だけ強そうな人が毘沙門天です。
あの上杉謙信も毘沙門天をリスペクトしていたそうですよ。
上杉氏はリスペクトしすぎて「自分は毘沙門天の生まれ変わり」と語ったという、
ちょっと恥ずかしい、中二病のような黒歴史もあるようです。だっさ…
毘沙門天は戦いの神と言うだけでなく、ご利益が七福神の中で一番多く、
金運、開運、勝負事、商売繁盛、五穀豊穣、無病息災等、何でもありです。
また、毘沙門天の遣いは虎だそうなので、寅年の今年は【時の人】でしょうね。
➃弁財天(べんざいてん)
七福神の中の紅一点、インド出身の女性の神様です。
私の作った弁財天では伝わらないですが、絶世の美女とのこと。
おじさんとおじいさんばかりの七福神で、女子一人、
しかも私の勝手なイメージでは20歳前後の女性だと思ってたので
居心地悪くないか心配でした。(余計なお世話)
でもなんと弁財天さんは人妻らしい。
東京電力のデンコちゃんが人妻だった以来の衝撃です。
なので、そんなに若い女性ってわけではないのかもしれません。
しかもご主人はインドの神、梵天さん!
学問、芸術、音楽などいろんなものに精通する才色兼備なリア充女子です。
以前は頭の上にとぐろを巻いた蛇を乗っけてたというハイセンスな一面も。
大人しそうに琵琶弾いてますけど、昔は戦いの神だったので気も強そうです。
まあ、それぐらいじゃないと、紅一点は大変そうですからね〜。
D福禄寿(ふくろくじゅ)
七福神の男性6人のうち2人は見るからにおじいさんなのですが、そのうちの一人が福禄寿です。
中国出身の福禄寿は金運や幸福、健康長寿、子孫繁栄などにご利益があるようです。
宋の時代の占い師で、稼ぎは全てお酒につぎ込むような大酒飲みの福禄寿は、
自分は数千年生きていると自己申告したことから長寿の神と言われているようです。
また、自分は南極老人星というありがたい星と崇められる星の化身であると言っていたとのこと。
こりん星から来た!っていうのと似てますね。ここにも中二病患者が…
言い方悪いですけど、結局は大酒飲みのおじいさんの自己申告に頼った身の上話なので、
「ん〜あ〜そうですか〜」って感じですね。何とも評価しがたいです。
ま、伝説ですからね、大目に見ましょう。
E寿老人(じゅろうじん)
七福神のおじいさんコンビのもう一人、寿老人です。
寿老人は七福神の中で唯一神様ではない、いわば一般公募みたいな人物です。
健康や長寿に関する神様であることやおじいさんであること、
中国出身なことや、やはり南極老人星の星の化身と自称していることなど、
(中二病、多くないか?)
先ほどの福禄寿とキャラ被りしています。
しかも、二人とも頭がやたらと長いらしい…
生まれた時難産で頭を吸盤で引っ張られた、というわけではなく、
知識量が豊富なことの象徴らしいですよ。
ただ、寿老人は神様ではないので、基本的には健康や長寿のご利益のみで、
その辺は福禄寿より劣ってしまいます。
どんまい!神様じゃないから仕方ないさ!
F布袋尊(ほていそん)
最後の一人は90年代ジャニーズばりの半裸な姿が強く印象に残る、布袋尊です。
この半裸の印象のせいで、私は何となく七福神はみんな半裸な気がしていました。
でもよくよく見たら半裸なのは彼だけです。
布袋尊は中国の僧侶ですが、神セブンの中で唯一、実在の人物だそうです。
調べたところによると、布袋尊は冬でも半裸の状態をキープし、
たとえ雪の降る野外に寝ても、彼の周りには雪が積もらないそうです。
つまり、とっても体温が高いということです。
持ち物は大きな袋ですが、この袋にはいろいろな人からもらったものを
沢山ため込んでいるらしく、この袋が名前の由来になっています。
また、僧侶ですが特定の寺にいるのではなく、ふらふらと旅をしながら、
人さまから物を貰って生活する・・・
現代に置き換えて考えてしまうと、大人の男としてどうなんでしょうって思いますが、
まあ、楽しそうな人生であることは確かです。
布袋尊は度量の広さを意味する神様らしいので、細かいことは気にしちゃダメです。
見た目は似てても、波乱万丈人生の恵比寿様や、
破壊神としての過去を持つ大黒様とは異なり、ちょっと能天気な印象です。
能天気ですが、子宝、良縁、開運、無病息災、商売繁盛など
様々なご利益があるようですよ。
個人的には半裸はやめた方が良いと思いますが・・・
そんなわけで調べていくと神セブンの見分けがだんだんとつくようになりました。
私の推しメンは・・・
福禄寿と寿老人はやや中二病感が否めません。
布袋尊は実在して身近にいたら、能天気さにイライラしそうです。
恵比須様は家柄エリートすぎますし、弁財天はキラキラまぶしすぎます。
大黒様は…「昔悪だったんだぜ!」みたいな「悪い奴は大体友達」とかいう感じの、
指こねくりまわしてラッパーみたいな挨拶する感じの人を連想してしまいます。
なので、何となくキリッとしてる毘沙門天推しですかね。
彼が一番ご利益が多いですし。
因みに馬場さんは恵比寿天推し
院長は布袋様推しだそうです。
皆さんの推しメンは誰ですか?
おまけ
木曜日の雪、結構積もりましたね。
いい大人ですがちょっとテンションが上がり、雪遊びしたくなりました。
翌日金曜は休みなので、昼間にでも戯れようと思ったんですが、
平日の昼間に、一人雪遊びする36歳を想像しました。
「あの人仕事行かないのかしら」「あの人大丈夫かしら」
と、近所をざわざわさせそう…
なので!のんさん寝かした後、即遊びました。夜なら人いないし。
夜中1時、外には誰もいなかったので、木に向かって雪の球を投げて
枝の雪を落とす・・・というのを30分ぐらいやった後、
創作意欲が湧いたので雪雄をこしらえました。
↑雪雄。マフラーも即効で作成。
深夜なのに目がギラギラしてます。
久しぶりの雪遊び、楽しかったです。くっそ寒かったけど。
昼間見たら雪雄はマフラーを脱ぎ捨て、目玉と口も置き去りにして
どこかへ消えていました。ワンナイトな関係でした。
新年最初の投稿ですので、ちょっと長めになりました。
ネタ不足の時は短~くなることもあるかと思いますが、
今年も何とか続けていけたらと思います。
今年もよろしくお願いします。
もう8日になってしまいましたが、新年最初の投稿になりますので
改めまして、あけましておめでとうございます。
↑今年はややモダンな感じに作成
正月だからと言って特別なことはしないんですが、
一応大人としての役目は果たしました。
私界隈のキッズのもとへ散ったお年玉たち。
金額は少ないけど、袋を手作りして気持ちだけは込めました。
一応アイツにも。
のんさん、お年玉ですよ
にゃ!?のんちゃんのも あるの?
でも のんちゃん おかね つかわないにゃ
中身はコチラ
う、うれしいにゃ。いいおしょうがつにゃ
院内飾りも今日までは正月ヴァージョンでした。
テーマは【七福神だるま】
院内飾りは小さい飾りにすると、寂しいのでたくさん作らなければならず、
同じものを大量に作るのはだんだんと飽きてしまって大変です。メンタルが。
ですので、大きめなものをど〜んと飾るのが楽なのです。
七福神なら7体以上作るわけいかないですし、
だるまで色を変えちゃえば華やかに見えるだろうしとこれにしました。
でも、やや考えが甘かった・・・
七福神って、それぞれが異なる小物を色々持ってるので、
これはこれで大変でした。
元々七福神については「おじいさんが多い」とか「女子が一人混じってる」とか
「上着がはだけてるのに笑ってる」とか「謎の船に乗ってる」とか
その程度にしか知りませんでしたので、これを機にちょっと学びましょう。
そもそも知らなかったんですが、七福神ってメンバーのほとんどが日本の神様ではないらしい。
日本の神様は1人しかおらず、中国とかインドとか多国籍のグループです。
【神様界のTWICE】みたいな感じでしょうかね。
全員日本人ではないものの、いろんな宗教の神様を同じ船に乗せて、
センターとか決めずに全員がニコニコしているところは
宗教にゆる〜い日本らしさだと思います。
また、TWICEなどのアイドル達に「メインで歌う人」「メインで踊る人」がいるように
こちらの神セブンにもそれぞれ役割的なものがあるようです。
それを踏まえまして、メンバーをご紹介しましょう。
➀恵比寿(えびす)様
唯一の日本の神様で、諸説あるようですが、ご両親は日本列島とかを作った
イザナギさんとイザナミさんという超エリート家系です。
↑混沌をかき混ぜて日本列島作ってる最中のナギさんと見守るナミさん。
クックパッドにも載ってない秘伝のレシピ。
ところが恵比寿くん、生まれたときに骨や手足がない
いわゆるヒルのような奇形児であったので、イザナギイザナミ夫妻は
恵比寿くんを船に乗せて海に流してしまったそうです。なんて親だ!
人の親をあまり悪く言いたくないですけど、控えめに言ってクソだと思う…。
因みに我々がよく知る、ギャンブル大好き漫画家の「蛭子さん」ですが、
響きは同じ「えびすさん」だけど、字が違いますよね?
「蛭子さん」の蛭と言う字、これは「ヒル」のことです。
見た目がヒルだったから幼少期はこの字だったようですよ。
海に流された恵比寿くんは兵庫県の西宮に流れ着き、
その地で大切に育てられ、海の神様にまで上り詰めたようです。
いつの間にか手足もあるし、まさかのキャリアアップ!さすが神です。
しかも、悲しい過去を乗り越えて笑っておられる・・・。
神話なのでフィクションでしょうけど、「サンサーラ」が聞こえてきそうな人生です。
そんなわけで海とのかかわりが深いため、豊漁の神であり、
広く海の神様や、商売繁盛的な部分もカバーするようになっています。
チャームポイントは釣り竿と小脇に抱えた鯛です。
鯛を生で小脇に抱えるなんて、おおらかですね。生臭そう・・・
➁大黒(だいこく)様
七福神をよく知らない人でも恵比寿様に次いで名前が挙がる有名な神様。
実はインドのヒンドゥー教のお方だそうです。
大黒様は比較的ふくよかな穏やかそうなおじさまとして
描かれていることが多いのですが、でも、彼も過去は違います。
元々ヒンドゥー教では【破壊の神】だったそうで、平たく言うと【戦う神様】。
戦の神、勝利の神の意味合いが強かったものが、日本に伝わる頃には
金運とか五穀豊穣とかそういう意味も付け加えられ、台所を守るような意味も加わり、
一見穏やかそうな見た目になったようです。
私の大黒様は小槌と大きい袋しか持ってませんが、
本当は米俵に乗っているらしいのでそこも見分けるポイントです。
若いころ〇走族としてブイブイ言わせてたけど、今は御飯屋さんやってます、
見た目優しいですけど、怒ったら怖いですよ、のおじさまと言うイメージですね。
米俵に乗っちゃうのも昔の名残かもしれません。
そういえばその手の族の方はハンマー的なもの持ってたりもしますね。
↑こんなの
因みに浅草の浅草寺はこの大黒様を祀っているそうですよ。
B毘沙門天(びしゃもんてん)
この方もインドのご出身です。インドでは戦いの神と言われていたそうで、
この点に関しては先ほどの大黒様と同じですが、でも毘沙門天の方が強そうです。
大黒様はどちらかというとどんくさそうですからね〜(←失礼)
七福神の絵があった時に、鎧とか兜とか長い武器を持っていて、
シュッとしていて明らかに一人だけ強そうな人が毘沙門天です。
あの上杉謙信も毘沙門天をリスペクトしていたそうですよ。
上杉氏はリスペクトしすぎて「自分は毘沙門天の生まれ変わり」と語ったという、
ちょっと恥ずかしい、中二病のような黒歴史もあるようです。だっさ…
毘沙門天は戦いの神と言うだけでなく、ご利益が七福神の中で一番多く、
金運、開運、勝負事、商売繁盛、五穀豊穣、無病息災等、何でもありです。
また、毘沙門天の遣いは虎だそうなので、寅年の今年は【時の人】でしょうね。
➃弁財天(べんざいてん)
七福神の中の紅一点、インド出身の女性の神様です。
私の作った弁財天では伝わらないですが、絶世の美女とのこと。
おじさんとおじいさんばかりの七福神で、女子一人、
しかも私の勝手なイメージでは20歳前後の女性だと思ってたので
居心地悪くないか心配でした。(余計なお世話)
でもなんと弁財天さんは人妻らしい。
東京電力のデンコちゃんが人妻だった以来の衝撃です。
なので、そんなに若い女性ってわけではないのかもしれません。
しかもご主人はインドの神、梵天さん!
学問、芸術、音楽などいろんなものに精通する才色兼備なリア充女子です。
以前は頭の上にとぐろを巻いた蛇を乗っけてたというハイセンスな一面も。
大人しそうに琵琶弾いてますけど、昔は戦いの神だったので気も強そうです。
まあ、それぐらいじゃないと、紅一点は大変そうですからね〜。
D福禄寿(ふくろくじゅ)
七福神の男性6人のうち2人は見るからにおじいさんなのですが、そのうちの一人が福禄寿です。
中国出身の福禄寿は金運や幸福、健康長寿、子孫繁栄などにご利益があるようです。
宋の時代の占い師で、稼ぎは全てお酒につぎ込むような大酒飲みの福禄寿は、
自分は数千年生きていると自己申告したことから長寿の神と言われているようです。
また、自分は南極老人星というありがたい星と崇められる星の化身であると言っていたとのこと。
こりん星から来た!っていうのと似てますね。ここにも中二病患者が…
言い方悪いですけど、結局は大酒飲みのおじいさんの自己申告に頼った身の上話なので、
「ん〜あ〜そうですか〜」って感じですね。何とも評価しがたいです。
ま、伝説ですからね、大目に見ましょう。
E寿老人(じゅろうじん)
七福神のおじいさんコンビのもう一人、寿老人です。
寿老人は七福神の中で唯一神様ではない、いわば一般公募みたいな人物です。
健康や長寿に関する神様であることやおじいさんであること、
中国出身なことや、やはり南極老人星の星の化身と自称していることなど、
(中二病、多くないか?)
先ほどの福禄寿とキャラ被りしています。
しかも、二人とも頭がやたらと長いらしい…
生まれた時難産で頭を吸盤で引っ張られた、というわけではなく、
知識量が豊富なことの象徴らしいですよ。
ただ、寿老人は神様ではないので、基本的には健康や長寿のご利益のみで、
その辺は福禄寿より劣ってしまいます。
どんまい!神様じゃないから仕方ないさ!
F布袋尊(ほていそん)
最後の一人は90年代ジャニーズばりの半裸な姿が強く印象に残る、布袋尊です。
この半裸の印象のせいで、私は何となく七福神はみんな半裸な気がしていました。
でもよくよく見たら半裸なのは彼だけです。
布袋尊は中国の僧侶ですが、神セブンの中で唯一、実在の人物だそうです。
調べたところによると、布袋尊は冬でも半裸の状態をキープし、
たとえ雪の降る野外に寝ても、彼の周りには雪が積もらないそうです。
つまり、とっても体温が高いということです。
持ち物は大きな袋ですが、この袋にはいろいろな人からもらったものを
沢山ため込んでいるらしく、この袋が名前の由来になっています。
また、僧侶ですが特定の寺にいるのではなく、ふらふらと旅をしながら、
人さまから物を貰って生活する・・・
現代に置き換えて考えてしまうと、大人の男としてどうなんでしょうって思いますが、
まあ、楽しそうな人生であることは確かです。
布袋尊は度量の広さを意味する神様らしいので、細かいことは気にしちゃダメです。
見た目は似てても、波乱万丈人生の恵比寿様や、
破壊神としての過去を持つ大黒様とは異なり、ちょっと能天気な印象です。
能天気ですが、子宝、良縁、開運、無病息災、商売繁盛など
様々なご利益があるようですよ。
個人的には半裸はやめた方が良いと思いますが・・・
そんなわけで調べていくと神セブンの見分けがだんだんとつくようになりました。
私の推しメンは・・・
福禄寿と寿老人はやや中二病感が否めません。
布袋尊は実在して身近にいたら、能天気さにイライラしそうです。
恵比須様は家柄エリートすぎますし、弁財天はキラキラまぶしすぎます。
大黒様は…「昔悪だったんだぜ!」みたいな「悪い奴は大体友達」とかいう感じの、
指こねくりまわしてラッパーみたいな挨拶する感じの人を連想してしまいます。
なので、何となくキリッとしてる毘沙門天推しですかね。
彼が一番ご利益が多いですし。
因みに馬場さんは恵比寿天推し
院長は布袋様推しだそうです。
皆さんの推しメンは誰ですか?
おまけ
木曜日の雪、結構積もりましたね。
いい大人ですがちょっとテンションが上がり、雪遊びしたくなりました。
翌日金曜は休みなので、昼間にでも戯れようと思ったんですが、
平日の昼間に、一人雪遊びする36歳を想像しました。
「あの人仕事行かないのかしら」「あの人大丈夫かしら」
と、近所をざわざわさせそう…
なので!のんさん寝かした後、即遊びました。夜なら人いないし。
夜中1時、外には誰もいなかったので、木に向かって雪の球を投げて
枝の雪を落とす・・・というのを30分ぐらいやった後、
創作意欲が湧いたので雪雄をこしらえました。
↑雪雄。マフラーも即効で作成。
深夜なのに目がギラギラしてます。
久しぶりの雪遊び、楽しかったです。くっそ寒かったけど。
昼間見たら雪雄はマフラーを脱ぎ捨て、目玉と口も置き去りにして
どこかへ消えていました。ワンナイトな関係でした。
新年最初の投稿ですので、ちょっと長めになりました。
ネタ不足の時は短~くなることもあるかと思いますが、
今年も何とか続けていけたらと思います。
今年もよろしくお願いします。