2020年08月23日 [日常あれこれ]
増子家の犬たちとサラちゃんとのんさん
こんにちは、獣医師の大野です。
先日トリマーの増子さんがおうちの犬たちを連れてきました。
増子さんの家には甲斐犬1匹、トイプードルが2匹、チワワが1匹の計4匹の犬と、
他にも小動物がいるそうです。
8月中に連れてきた4匹の犬たちの反応は全員違いました。
その@ アイドルタイプ
トイ・プードルのもなかちゃん
初めましてでしたが、すぐにすり寄ってきます。
何か作業をしている足にピッタリくっついてお座りをします。
診察台の上でもとっても良い子で言うことなしです。
増子さんに口周りをしつこくされても耐えてます。
お、おかあさん、やめてよ・・・
そのA ビビリタイプ
甲斐犬のだんごくん
こっちみないで〜
甲斐犬って威風堂々としているイメージですが、結構ビビりです。
獣医師になってこれまで8頭ぐらい甲斐犬をみましたが、
7割ぐらいの確率で甘えん坊なビビり犬でした。
だんごくんもそのクチです。
診察台の上で院長に顔を覗き込まれて迷惑そうなだんごくん
まだ みてる?
そのB 激おこぷんぷんタイプ
チワワのオコナーくん。
うちに来ているチワワの中で最強(最凶?)なのがオコナーくん。
目の前を通過するだけで怒ります。
怒るのは相手が私たちだからというだけでなく、飼い主である増子さんにも怒っています。
お腹のバリカンや足裏バリカンも増子さん一人では難しいらしいので
馬場さんと私がやりました。
(本当は増子さんがバリカンしたほうが絶対上手ですが、
増子さん以外の人は触ることも難しいので致し方ない…)
ただ、今年はとてもご機嫌麗しいようでこの程度で済みました。
↑口角裂けそうなぐらい笑ってます。
増子さんが少し咬まれましたが、なんとか聴診もできました。
昨年はおそらく【敵認定】されていて、ご機嫌斜めで全く触れませんでした。
今年は【嫌いな知人】ぐらいだったと思います。
今後は2021年に【好きではない知人】になり、2022年には【好きでも嫌いでもない知人】になり、
2023年には【友人】、2024年には【親友】ぐらいになれるかもしれません。
C「おか~さ~ん!助けて〜!」タイプ
トイ・プードルの茶茶丸くん。
茶茶丸くんはそもそも他の子たちとは違い今回去勢手術をしましたので、
注射の本数も他の子より多いですし、当然といえば当然の反応です。
増子さんに抱っこされていると大人しいのですが、
我々が押さえるのを変わったりするとソワソワし始め、
気を付けないと台から飛び降りようとしてしまいますのでこちらもドキドキでした。
↑院長のこともちょっと怖い
1泊入院も経験しましたが、とても大人しくお利口にできました。
因みに茶茶丸くんは精巣が1つおなかの中に残ってしまっている状態でした。
正式には【潜在精巣】といいますが、【陰睾(いんこう)】とか
【片タマ(かたたま)】と呼んだりもします。
潜在精巣はお腹の中に残ってしまった方の精巣が腫瘍化しやすいらしいので、
去勢手術をしていない方で精巣が1つしか触れない!という方はご相談ください。
↑抜糸時。傷口は2か所になります。
茶茶丸くんは院内では増子さんにぴったりとくっついて歩き、他の3匹とは別の日に
単独での来院でしたので、めったにない「お母さん独り占め状態」でとても嬉しそうでした。
おか〜さ〜ん、だっこ〜
4匹いれば、4匹みんな性格が違いますね。
みんな違ってみんないい!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
おまけ
先日のんさんが院内を警備していたら、ホテル中で院内運動していたサラちゃんと
ばったり遭遇。
サラちゃん:わ〜い!た〜のし〜!
のんさん:にゃんだ!?だれにゃ!?
サラちゃん:イエーイ!イエーイ!
のんさん:にゃんだったの?
ひとしきり走り回って、再びのんさんの方へ戻ってきたサラちゃん
サラちゃん:やっほー!おへやに はいってもいい?
のんさん:・・・いや、よくないにゃ
サラちゃん:へ〜、こうなってるんだ〜
のんさん:・・・ぜんぜん はなし きいてないにゃ
明るい性格なサラちゃんと、ちょっと内向的なのんさんは交流がなかなか難しそうです。
ごめんねサラちゃん、誘ってくれたのに。これからも仲良くしてね。
先日トリマーの増子さんがおうちの犬たちを連れてきました。
増子さんの家には甲斐犬1匹、トイプードルが2匹、チワワが1匹の計4匹の犬と、
他にも小動物がいるそうです。
8月中に連れてきた4匹の犬たちの反応は全員違いました。
その@ アイドルタイプ
トイ・プードルのもなかちゃん
初めましてでしたが、すぐにすり寄ってきます。
何か作業をしている足にピッタリくっついてお座りをします。
診察台の上でもとっても良い子で言うことなしです。
増子さんに口周りをしつこくされても耐えてます。
お、おかあさん、やめてよ・・・
そのA ビビリタイプ
甲斐犬のだんごくん
こっちみないで〜
甲斐犬って威風堂々としているイメージですが、結構ビビりです。
獣医師になってこれまで8頭ぐらい甲斐犬をみましたが、
7割ぐらいの確率で甘えん坊なビビり犬でした。
だんごくんもそのクチです。
診察台の上で院長に顔を覗き込まれて迷惑そうなだんごくん
まだ みてる?
そのB 激おこぷんぷんタイプ
チワワのオコナーくん。
うちに来ているチワワの中で最強(最凶?)なのがオコナーくん。
目の前を通過するだけで怒ります。
怒るのは相手が私たちだからというだけでなく、飼い主である増子さんにも怒っています。
お腹のバリカンや足裏バリカンも増子さん一人では難しいらしいので
馬場さんと私がやりました。
(本当は増子さんがバリカンしたほうが絶対上手ですが、
増子さん以外の人は触ることも難しいので致し方ない…)
ただ、今年はとてもご機嫌麗しいようでこの程度で済みました。
↑口角裂けそうなぐらい笑ってます。
増子さんが少し咬まれましたが、なんとか聴診もできました。
昨年はおそらく【敵認定】されていて、ご機嫌斜めで全く触れませんでした。
今年は【嫌いな知人】ぐらいだったと思います。
今後は2021年に【好きではない知人】になり、2022年には【好きでも嫌いでもない知人】になり、
2023年には【友人】、2024年には【親友】ぐらいになれるかもしれません。
C「おか~さ~ん!助けて〜!」タイプ
トイ・プードルの茶茶丸くん。
茶茶丸くんはそもそも他の子たちとは違い今回去勢手術をしましたので、
注射の本数も他の子より多いですし、当然といえば当然の反応です。
増子さんに抱っこされていると大人しいのですが、
我々が押さえるのを変わったりするとソワソワし始め、
気を付けないと台から飛び降りようとしてしまいますのでこちらもドキドキでした。
↑院長のこともちょっと怖い
1泊入院も経験しましたが、とても大人しくお利口にできました。
因みに茶茶丸くんは精巣が1つおなかの中に残ってしまっている状態でした。
正式には【潜在精巣】といいますが、【陰睾(いんこう)】とか
【片タマ(かたたま)】と呼んだりもします。
潜在精巣はお腹の中に残ってしまった方の精巣が腫瘍化しやすいらしいので、
去勢手術をしていない方で精巣が1つしか触れない!という方はご相談ください。
↑抜糸時。傷口は2か所になります。
茶茶丸くんは院内では増子さんにぴったりとくっついて歩き、他の3匹とは別の日に
単独での来院でしたので、めったにない「お母さん独り占め状態」でとても嬉しそうでした。
おか〜さ〜ん、だっこ〜
4匹いれば、4匹みんな性格が違いますね。
みんな違ってみんないい!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
おまけ
先日のんさんが院内を警備していたら、ホテル中で院内運動していたサラちゃんと
ばったり遭遇。
サラちゃん:わ〜い!た〜のし〜!
のんさん:にゃんだ!?だれにゃ!?
サラちゃん:イエーイ!イエーイ!
のんさん:にゃんだったの?
ひとしきり走り回って、再びのんさんの方へ戻ってきたサラちゃん
サラちゃん:やっほー!おへやに はいってもいい?
のんさん:・・・いや、よくないにゃ
サラちゃん:へ〜、こうなってるんだ〜
のんさん:・・・ぜんぜん はなし きいてないにゃ
明るい性格なサラちゃんと、ちょっと内向的なのんさんは交流がなかなか難しそうです。
ごめんねサラちゃん、誘ってくれたのに。これからも仲良くしてね。