2019年12月31日 [病院のこと]
今年最後のトリミング紹介と猫のホテルについて
こんにちは、獣医師の大野です。
2019年最後のトリミングのご紹介です。
トイ・プードルのココちゃん
トイ・プードルのニコちゃん
ボストンテリアのカルビくん
パグのハラミくん
柴犬のうめちゃん
トイ・プードルのレイラちゃん
ビーグルのれもんちゃん
ミニチュアダックスフンドのルージュちゃん
MIX犬のマリちゃん
シーズーのハナちゃん
柴犬のゆりちゃん
トイ・プードルの小麦くん
ミニチュアダックスフンドのチェリーちゃん
トイ・プードルのそらくん
パグのATOMくん
ラブラドールレトリバーのモカちゃん
シーズーのれいちゃん
チワワの虎徹くん
トイ・プードルのくうくん
ミニチュア・シュナウザーの空くん
ミニチュア・シュナウザーの陸くん
MIX犬のジジくん
トイ・プードルのモコちゃん
ミニチュア・ダックスフンドのピノくん
シェットランド・シープドッグの鈴蘭ちゃん
年末年始はトリミングとホテルが大盛況です。
犬のホテル利用に関してこれまで何度か記事にしてきましたが、
今日は猫のホテルに関してです。
猫は犬と違って散歩の必要などがなく、トイレも決まった場所でしかしないことから、
一晩ぐらいの留守なら家でお留守番させようという方も多いと思います。
でも、これが数日の留守番となるとやはり心配です。
犬ほど多くないものの、猫でも異物を口にしてしまうことがありますし、
異物の種類によっては命の危険にさらされることもあります。
また、何らかの理由でエアコンが止まったりしたら、夏は熱中症の心配もあります。
動物は自分で対処できないということで言えば乳幼児と同じと考え、
慣れたホテルなどに預けるほうが安全だと思います。
ただ猫は犬と違って、最初から「人間大好き!」という子は少ない動物です。
最初からフレンドリーに接してくれる子は、犬では全体の7割ぐらいですが、
猫の場合には2割程度となってしまいます。
しかし一方で、お預かり中に態度が大きく変わっていくのは実は猫の方です。
犬はお預かり中に態度が変わることはあまりなく、
フレンドリーな子はフレンドリーなまま帰りますし、
うなったり咬んだりする子は全く変わらないか多少改善される程度です。
猫の場合はというと、全くなついてくれない子であっても、
大体3日目ぐらいから突然態度を豹変させて甘えモード全開になります。
注目を集めたくてでんぐり返しを見せてくれる子や、
突如握手会を開き始める猫もいます。
最終的には9割近くの猫と【親友】と呼べるぐらいの仲になることができます。
特にオス猫でこの傾向があり、最初はシャーシャー威嚇していても、
3日目あたりで「甘えたい!限界だ!」と改心してしまうようです。
この状態を我々は「完落ち」と呼び、ちょっとした勝利を感じます。
↑は最近のホテルで来てくれたピートくん
シャーシャー怒っていましたが、この5分後
この表情。
来院時は猫パンチが炸裂して全く触れなかったトラくんでしたが…
2日後には信念を曲げたようで、甘ったれさんに。
なんかみんな角度が同じ
がんもくんは
握手会を開催してトラくんとの差別化を図っているようです。
トラくんとがんもくんは同じおうちの子たちなので飼い主様の
ご希望で大きめのケージで一緒にホテルとしました。
猫のホテルの場合には隠れられる場所が必要なので、
毎回それぞれに段ボールでできた手作りの個室をプレゼントしています。(表札付き)
自分のおうちをトラくんが気に入って占拠されてしまい、
目で訴えに来るがんもくん
なんだかんだ結構楽しそうにしています。
1匹1匹の性格や顔つきを考慮して、できるだけストレスのないようにしていますので、
帰るころには親友になれます。特にオス猫は。
正直、男なんてちょろいもんです(笑)。
ただ、ホテル中イチャイチャしていた私との日々は帰宅すればすぐに忘れてしまうようで、
次のホテルの時には「お前なんか知らないにゃ!シャー!」から再スタートです。
でも「猫だからなつかない」「猫だからホテルは無理」ということはないと思います。
「話せばわかる」という点において、犬に全く負けていない動物ですので、
自宅で一人のお留守番だけでなく、「ホテル」という選択肢もあるということを
頭の片隅にでも入れておいてください。
本日17時をもって、2019年の診療は終了いたしました。
今年は馬場さんの産休、私と増子さんの入社、馬場さんの復帰など、
色々と動きのあった1年だったと思います。
2020年はまた、動きがある予定です。
詳細は・・・乞うご期待です!
新年は4日(土)からの診療となります。
お正月体調崩されないよう、良いお年をお迎えください。
今年1年どうもありがとうございました。
2020年もよろしくお願いいたします。
2019年最後のトリミングのご紹介です。
トイ・プードルのココちゃん
トイ・プードルのニコちゃん
ボストンテリアのカルビくん
パグのハラミくん
柴犬のうめちゃん
トイ・プードルのレイラちゃん
ビーグルのれもんちゃん
ミニチュアダックスフンドのルージュちゃん
MIX犬のマリちゃん
シーズーのハナちゃん
柴犬のゆりちゃん
トイ・プードルの小麦くん
ミニチュアダックスフンドのチェリーちゃん
トイ・プードルのそらくん
パグのATOMくん
ラブラドールレトリバーのモカちゃん
シーズーのれいちゃん
チワワの虎徹くん
トイ・プードルのくうくん
ミニチュア・シュナウザーの空くん
ミニチュア・シュナウザーの陸くん
MIX犬のジジくん
トイ・プードルのモコちゃん
ミニチュア・ダックスフンドのピノくん
シェットランド・シープドッグの鈴蘭ちゃん
年末年始はトリミングとホテルが大盛況です。
犬のホテル利用に関してこれまで何度か記事にしてきましたが、
今日は猫のホテルに関してです。
猫は犬と違って散歩の必要などがなく、トイレも決まった場所でしかしないことから、
一晩ぐらいの留守なら家でお留守番させようという方も多いと思います。
でも、これが数日の留守番となるとやはり心配です。
犬ほど多くないものの、猫でも異物を口にしてしまうことがありますし、
異物の種類によっては命の危険にさらされることもあります。
また、何らかの理由でエアコンが止まったりしたら、夏は熱中症の心配もあります。
動物は自分で対処できないということで言えば乳幼児と同じと考え、
慣れたホテルなどに預けるほうが安全だと思います。
ただ猫は犬と違って、最初から「人間大好き!」という子は少ない動物です。
最初からフレンドリーに接してくれる子は、犬では全体の7割ぐらいですが、
猫の場合には2割程度となってしまいます。
しかし一方で、お預かり中に態度が大きく変わっていくのは実は猫の方です。
犬はお預かり中に態度が変わることはあまりなく、
フレンドリーな子はフレンドリーなまま帰りますし、
うなったり咬んだりする子は全く変わらないか多少改善される程度です。
猫の場合はというと、全くなついてくれない子であっても、
大体3日目ぐらいから突然態度を豹変させて甘えモード全開になります。
注目を集めたくてでんぐり返しを見せてくれる子や、
突如握手会を開き始める猫もいます。
最終的には9割近くの猫と【親友】と呼べるぐらいの仲になることができます。
特にオス猫でこの傾向があり、最初はシャーシャー威嚇していても、
3日目あたりで「甘えたい!限界だ!」と改心してしまうようです。
この状態を我々は「完落ち」と呼び、ちょっとした勝利を感じます。
↑は最近のホテルで来てくれたピートくん
シャーシャー怒っていましたが、この5分後
この表情。
来院時は猫パンチが炸裂して全く触れなかったトラくんでしたが…
2日後には信念を曲げたようで、甘ったれさんに。
なんかみんな角度が同じ
がんもくんは
握手会を開催してトラくんとの差別化を図っているようです。
トラくんとがんもくんは同じおうちの子たちなので飼い主様の
ご希望で大きめのケージで一緒にホテルとしました。
猫のホテルの場合には隠れられる場所が必要なので、
毎回それぞれに段ボールでできた手作りの個室をプレゼントしています。(表札付き)
自分のおうちをトラくんが気に入って占拠されてしまい、
目で訴えに来るがんもくん
なんだかんだ結構楽しそうにしています。
1匹1匹の性格や顔つきを考慮して、できるだけストレスのないようにしていますので、
帰るころには親友になれます。特にオス猫は。
正直、男なんてちょろいもんです(笑)。
ただ、ホテル中イチャイチャしていた私との日々は帰宅すればすぐに忘れてしまうようで、
次のホテルの時には「お前なんか知らないにゃ!シャー!」から再スタートです。
でも「猫だからなつかない」「猫だからホテルは無理」ということはないと思います。
「話せばわかる」という点において、犬に全く負けていない動物ですので、
自宅で一人のお留守番だけでなく、「ホテル」という選択肢もあるということを
頭の片隅にでも入れておいてください。
本日17時をもって、2019年の診療は終了いたしました。
今年は馬場さんの産休、私と増子さんの入社、馬場さんの復帰など、
色々と動きのあった1年だったと思います。
2020年はまた、動きがある予定です。
詳細は・・・乞うご期待です!
新年は4日(土)からの診療となります。
お正月体調崩されないよう、良いお年をお迎えください。
今年1年どうもありがとうございました。
2020年もよろしくお願いいたします。