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[日常あれこれ]

2025年02月15日

モテ男のんさん と 世界と戯れてみる不惑の年

こんにちは、獣医師の大野です。

昨日のバレンタインデー、何とのんさんが

モテ男

頂き物をしました。しかもピチピチ10代の女子から!
私も過去にあげたことありますが
かーちゃんから

ハート型にしただけのウェットフードでしたし、
かぁちゃんから貰ったのは世間的にはノーカウントなはずなので
10歳(人間なら管理職ぐらい)目前にしてのんさん・・・モテ期到来か!?
はむはむ

なっちゃんのおねえちゃん、ありがとにゃ♥

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

前回のんさんがYoutubeを見始めたと書きましたが、まだ飽きていないようです。
のんさんが動画に夢中な時は私はTVが使用できないので、
最近新しい趣味を始めました。

世界地図

世界地図と国旗を覚える!

私が通っていた幼稚園は勉強をしっかりするタイプの幼稚園でした。
毎朝先生の持ってるカードの国旗を答えたり、掛け算九九を呪文のごとく唱えたり
何故か京浜東北線を大宮から大船まで暗唱したりしていました。
意味なんて全然分からず、ただ“寿限無(じゅげむ)”のように唱えさせられましたが、
スポンジのように何でも吸収できる年齢でしたので
覚えるのを苦痛に思ったりすることもなく、
おかげさまで35年たった今でも京浜東北線は頭に入っています。

また、その頃父から世界と日本の“白地図”の冊子をもらいました。
色も一切ついておらず、国名などの記載も一切なく、
ただ国境線だけが書かれた地図に国名を書き込んで覚えていました。
幼児にはだいぶ地味な遊びではありますが、
当時は暗記が苦ではなかった上に、知ってる国名がニュースで出てくると
ちょっと嬉しかったり・・・この時期にもっと色々覚えてしまえば良かったですね。

その知識がまだちゃんと頭に残っていた中学生ごろ、
今度は地理の夏休みの宿題で正式に世界地図を覚えたのですが、ここで問題発生!
あれ?ちゃんと覚えていたはずなのに、答えられない・・・

海岸線の形は一緒なのに、国境線が結構違っていて、
「あれ?こんなとこに国なんてあったっけ?」と頭が大混乱!
理由は簡単、私が父から貰った白地図は1989年より前のものだったので、
時代が変わってソビエト連邦が崩壊してロシアになって小さくなり、
〇〇スタン系の国ができたり、アフリカも独立する国ができて国境線が引かれたりと
いつの間にか世界がどんどん変化していました。
なので再度覚えなおし!

でもやはり幼児期のようなスポンジレベルの吸収力はなくなっており、
試験が終われば半分ぐらいはどっかに行ってしまい、
あれから四半世紀たった今現在は場所まで正確にわかるのは3割、
何となくどの辺かわかるのが6割、残りは全く見当がつかないか初めまして状態でした。

でもニュースを見ていると国名が出てくることもありますし、
今年は2回目成人式の歳になるわけなので、ちゃんとした大人として
知識を入れたいな・・・と思うわけです。
ニュースを見てて、すぐに「ああ、あそこか・・・」とか
「隣国は〇〇だからな〜」とか考えながら聞きたい!

数年前平成から令和になった時に『即位礼正殿の儀』という儀式があり、
その際日本から195カ国に招待状が送られましたが、
不参加の数カ国がニュースで読み上げられたとき、
「どこ?初めて聞いた。そんな国あったんだ…」と思いました。
不参加国

↑不参加国。

こういうの、個人的には結構悔しい出来事です。

そんなわけで39歳、再々度世界地図と対峙しました。
みなさん、知ってます?アンティグア・バーブーダがどこにある国なのか・・・。
「ああ〜あの辺ね」とすら言えない…
そんな初めましての国と格闘していて、
まあ、フランスとか有名どころはもう知ってるし良いでしょう、
と思っていたものの、色々調べると知らないことってたくさんあります。

チャールズ

↑この方、皆さんご存じですよね。チャールズ国王。
では、チャールズ国王ってどこの国の国王だかご存じですか?
そりゃあもちろん、
ロンドン


(正式名称:グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)



って思いますよね。私もこれまで疑いもなくそう思って生きてきたんですが、
先日なんとなくオーストラリア調べてたら
オーストラリア


ん?同じ名前の人?
カナダを調べても
カナダ

あれ?流行ってんの?この名前・・・
ニュージーランドにも
ニュージーランド

嘘だろ?
と思ってカーソルを持って行ったら

こんちわ


あら、こんにちは。
あれ?顔も同じ!ってことは同じ人!

これまでずっと知らなかったんですけど、チャールズさんてイギリスだけではなく、
結構何カ国もの国王やってるらしいです。
イギリス連邦ってやつです。

地図で位置を覚えたら次は国旗です。
国旗も幼少期の知識から引っ張ってきて何となく知ってるものもありますが、
自信を持って答えられるのはせいぜい20個ぐらいでした。
頭に残ってるのは大体この辺。
個性的

↑この、どこの国とも似ていない感じのやつ


あとは何となくアフリカには赤・黄・緑の派手なものが多く、
アフリカ色

↑アフリカで唯一独立を死守したエチオピアの国旗に肖って
この配色を選ぶ国が多かったらしい。元気出そうな色味。


中東には赤と白と黒と緑でできた国旗が多いイメージ・・・

アラブ色

↑中東に多い配色

絶対覚えられない!と思いつつも覚えていくと
新たな発見があったりして、国旗ってとても奥深いです。
というわけで、いくつかご紹介します。


@ほぼ同じだけど、よく見ると違うシリーズ
アフリカのコートジボワールとアイルランドですが
アイルコート

↑色は全く一緒ですが、色の順番が違うらしいこの2つ。
旗竿とかあれば大丈夫ですけど、カルタみたいになってると
もうわからないんじゃないか・・・と思ったら大丈夫、
縦横比が違うらしいです。ソレハヨカッタ・・・

オランダとルクセンブルクはそもそも場所も近いのに
オランダルクセン

ほとんど一緒。オランダは青だけどルクセンブルクは水色です。
まあ、これぐらい違えばまだわかります。
一方、アフリカのチャドとヨーロッパのルーマニアはというと

チャドマニア

↑これこそ同じじゃん!って思ったら青の部分の暗さが違います。
並べてみればわかるけど、単独だと難しい。

モナコネシア

↑モナコとインドネシアは同じ色だ!やっと見つけた同じ国旗!と思ったら
こちらも縦横比が違うらしい・・・難すぎる!

Aオシャレだけど、描くの大変そうシリーズ
幼稚園とか小学校の時に、国旗を描いたりした記憶があります。
小学生の時に“国際交流”の授業があって、
当時ウズベキスタン人の方が来たのですが、
ウズベキ

↑この国旗を描くのに小学生ながら苦労をしました。
日本の国旗は簡単だな〜って。
でも世界の国旗を見てみると、ウズベキスタンに文句言ってはダメなくらい、
もっともっと描くのが難しそうな国がたくさんあります。
グアテマラ

↑中米のグアテマラとか。真ん中の鳥は国鳥だそうで。
すっごいオシャで可愛いですけど、子供が描けるような国旗じゃない。

また、その近くのベリーズという国も
ベリーズ

もしかしたら一番かもってぐらい難しそう。何せ人間が2人もいます。
この腹筋割れてるお兄さん達、ベリーズの歴史上重要な人物か何かかと思ったら、
別にそういうわけではなく、ただの人間(労働者)らしいです。

一見平気そうですが
トルクメニ

↑左側のオシャな絨毯みたいな模様が子供泣かせですね。
この5つの柄が5つの主要な部族を現しているらしいので、適当には描けません。


Bなんでその色にしたの?シリーズ
国旗って別にオシャかどうかが重要ではないので、
それぞれの色にもちゃんと意味があるため仕方ないんですが、
例えばこちら
バングラ

バングラデシュ。周りの緑は豊かな大地を、赤丸は太陽を現しています。
この赤は独立戦争で死んだ者の血の色でもあることから、
黄色とかで代用はできません。ただ結構目がチカチカします。
でもバングラデシュを上回るのが
モロッコ

モロッコ国旗。色の識別が苦手な方だと、中央の☆が見えない可能性もありです。

見にくくはないけど個人的に気になるのは
アルメニア

アルメリア国旗。赤とオレンジ両方使うってなかなか斬新です。


C実は厳格なルールがあるシリーズ
日本やイギリスの国旗のように、左右対称なタイプはあまり気になりませんが、
フランスやイタリアのような左右非対称なタイプの国旗だと
フランス

風が吹いたりすると、上のように左右が逆になったりします。
殆どの国ではだからどうというわけではないんですが、
この左右反転状態はダメ、という国旗もあります。

サウジ

↑サウジアラビア国旗。
白い字が書いてあり、イスラム教の大事な言葉なので、表だろうが裏だろうが、
どちらを向いていてもこの字がちゃんと読めなければいけません
なので、掲げるときは2枚を背中合わせに縫い合わせて掲揚しますし、
よく運動会とかで見かけるような
万国旗

↑こんな感じの上から吊るす掲げ方をするときは、
サウジアラビア国旗の場合にはただ横にするのではなく
縦サウジ

↑こんな風にちゃんと文字が読めるようにしなければならないようです。

また、アメリカ国旗には星が50個描かれており、
これは州の数に伴って増えたのですが、どの星がどの州とかは決まっていません。
(トランプさんはカナダを51番目の州にしたいらしいですが、
51個になるときれいに配列出来なさそうです)

でもブラジル国旗の場合
ブラジル

白い星が小さく書かれており、アメリカ同様27個の州を現していますが、
ブラジルの場合は対応する州が厳密に決まっているそうです。
きれいに並んでいない分、増えたり減ったりしても大丈夫そう・・・
因みにブラジル国旗は院長の一番のお気に入りデザインです。

小池さんのお気に入りデザイン
イギリス

イギリス国旗。
ワンダイレクションというアーティストが好きだからとのこと。
(ジェネレーションギャップですね。知らなかったです。
イギリスと言ったらビートルズ一択でしょ!と思ってました。)

ユニオンジャックと呼ばれているイギリス国旗は
イギリスを構成している4つの構成国のうちの3つの旗を合体させたとか。
イギリス

あれ?ウェールズは?と思いますが、どうやらデザインがなじまないからということで
有耶無耶されているようです。可哀そう。
それならこんな風にしたらどうかしら。
イギリス提案

うまいこと融合させてみました。お勧めは3つめです。
いつの日かチャールズさんにバッタリ会ったら提案してみようと思います。

黒田さんのお気に入りデザインはこちら
黒田

↑サンマリノの国旗。サンマリノは四方をイタリアに囲まれた小さな国です。
十和田湖ぐらいの大きさしかないですが、EUに入っておらず、
でも生活水準はイタリアと変わらず、さらに1700年間戦争がなく、
共和制の国としては世界最古の国だそう。
サンマリノ

↑写真からあふれるステキ感。
THE ALFEEの高見沢さんがサンマリノにブドウ園を持ってるらしいですよ。

馬場さんお気に入りデザイン
バルバドス

↑バルバドス国旗。
バルバドスはカリブ海に浮かぶ小さな国で、大きさは種子島ぐらいとのこと。
約60年前にイギリスから独立した国なので当時の影響が強く残っています。
カリブ海周辺の中では政治が安定していて教育水準も高いようです。
バルバドス

↑良いですね〜。カレンダーにできそう。

私のお気に入りデザインは
アルバニア国旗

↑アルバニア国旗。なんか強そうですよね。

アルバニアはヨーロッパのバルカン半島にあり、四国の1.5倍ぐらいの大きさです。
過去には一党独裁の下に共産主義鎖国体制をとってきたこともあり、
現在でもヨーロッパの最貧国と言われることもあるようで、
これから発展が見込まれている国のようです。
NATOには入っていますが、EUにはまだ入れていないようです。
アルバニア

↑こういう銅像とか社会主義国だった感が強いですね。

そんなこんなで、うっす〜い知識からスタートしましたが、
何とか全部の地図上の位置と国旗を制覇しました。
日本て小さい国だとさんざん言われてきましたが、
比べる相手が悪いだけでちゃんと見比べると実際はそんなに小さくなく、
面積は200カ国ある中でも61位です。
人口も11位なので結構大きい方だと思います。

パスポートすら持っていないので海外に行くことはたぶんありませんが、
行かないにせよ、時々世界を俯瞰で見てみなきゃいけないな〜と思いました。
戦争がないのは日本の周辺で起きてないってだけで、実際にはありますからね。
今年は不惑の年ですし、世界でどんなことが起きているかには
ちゃんと目を向けていこうと思います。

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