[日常あれこれ]
2025年01月31日
災害協定 と Youtubeを見るのんさん と カスハラ大野?
こんにちは、獣医師の大野です。
先日ついに、流山市長に動きがあったようです!
獣医師会と災害協定締結
災害協定とは、流山市で災害が起こった時に動物を飼育している市民を
市と獣医師会が一緒になって支えていきましょう、という約束のようなものです。
以前2023年5月23日の頑張れ流山の動物たち! 頑張れセントラルパーク!でも投稿しましたが、
流山市は動物たちの災害対策がな〜んにも決まっていませんでした。
何せ流山市長が毎回獣医師会総会後の懇親会に招待しても姿を現さず、
更に代わりの人も誰も出席しない、という状態が続いていました。
柏や松戸、野田などが市と連携して話し合いを進めている中で
流山市の獣医師会所属の先生たちは、さぞヤキモキしていたことでしょう。
うちの院長も何度も
「市長や市の担当者が来ていないのは、また流山だけでした」
と肩を落としておりました。
こんなことでは災害があった時流山の動物たちはどうするんだろう・・・
子育て支援と違って地味な内容ではあるけど、
「ペットがいるから避難所に入れない・・・」という市民が出てきてしまうはず。
災害が起こってからじゃ遅いのに・・・
災害対策の基本は
自助(自分で)・共助(地域で) ・公助(行政で)
の順ですので、もちろんいきなり行政に頼るのではなく、
まずは自助(自分で何とかしよう)が鉄則です。
でも、私の印象としては自分のペットの避難に関して自助や共助の準備が進んでいるかというと
皆さんそうではなさそうに思えます。
時々「どうしたらいいんですか?」と聞かれることがありますが、こういう方はまだ良い方で、
「まあ、結局誰かが何とかしてくれるんでしょう?」
「その時になったら考えよう」
と、何の準備もしていない方がたくさんいます。
それはきっと流山だけでなくほかの自治体でも同様でしょう。
少なくとも現時点で流山市は公助の準備はほぼ出来ていないですし、
出来ていないならいないで、現状を市民に伝えておいた方が良いと思うのです。
「まさか行政が知らん顔とは思わなかった!」
「それだったら事前に準備しておくんだった!」
と、災害が起きてからそんなこと言っても遅いわけです。
先ほど【災害協定が締結】と書きましたが、それだって
「市と獣医師会で協力していきましょうね〜」というお約束をした、というだけです。
そりゃあ協力するでしょうよ、約束してなくてもしますよ。
災害が起きてる緊急事態で「協力?は?何言ってんの?」なんて
なるわけないじゃないですか。
もっと私たちが知りたい具体的なこと、例えば
「ペットの避難所はどこに設置されるのか」
「収容可能数は十分確保されているのか」
「同じ場所で飼い主も一緒に避難できるのか」
「避難所に入るための条件は何か」
「感染症予防(ワクチンなど)をしていない子も同じ空間で収容するのか」
「避難所での健康管理や日常の世話はどうなるのか」とか、
そういった細かい話はまだ何も決まっていません。
受験勉強で言ったら、今は勉強机の横に
【ちゃんと勉強する!】
ってスローガンを貼った段階、まだ問題集を開いてもいないぐらいです。
勿論話し合いが進んで、流山に住む動物を飼っている人たちが
「基本的な自助・共助の準備は終わっているけれど、
いざという時は行政に相談しよう!」
となれるのが最終的なゴールではありますが、
ゴールに到達する前に、もしかしたら明日にも災害が起こるかもしれませんので
続報を待ちつつ、自分でできることはしておきましょう。
そして、「約束は取り付けたからとりあえずいいか〜」
と流山市がそこで終わらせないように、
「どうなってます?話は進んでますか?」
と目を光らせておくことも大事ですね。
また何か決まりましたら続報をお伝えする予定です。
日々続報を投稿できるぐらいどんどん話し合いが進むといいんですが・・・
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
私は太陽光や人ごみ、高い音やにおいなど、苦手なものが多いので
休みの日でも日中はあまり外に出ません。
のんさんも完全室内飼いですので、基本的には1人と1匹でおしゃべりしたり
かくれんぼしたり鬼ごっこしたりチューしたりしてまったり過ごしていますが、
最近のんさんには趣味ができました。
YouTube鑑賞です。(猫も杓子もYouTube!)
私ももちろんよく見ますが、のんさんと私は視聴するチャンネルの趣味が合わないので、
どちらかが見ているときはどちらかは我慢になります。
のんさんが好きなのは、
これ系の動画です。(お察しの通り私は何も面白くない)
本当は普通にリアルでオモチャで遊べばいいんですけど、
のんさんは一人遊びができないので、忙しい時はそんな余裕がないのと、
紐で遊んでると当然オモチャがおでこにペチッと当たったりするのですが、
そうなるとのんさんはメンタルがお豆腐並みにやわやわなので(たぶんおぼろ豆腐)
気持ちが萎えてしまい、
ペチッて なるから こわいにゃ
となります。め、め、めんどくさっ!
更にのんさん、せっかく一緒に遊んでも大きな課題があります。
あ!ひもがある!
まずはヒモを目視します。
姿勢を低くして、目をまん丸にします。
いつ飛び込むべきか、慎重にヒモを観察します。
普通の猫よりもたっぷり時間を使って、1分ぐらい悩みます。
そしてついに!
どーしてよ!
これは一緒に遊んでる方としてはとても悲しい・・・
のんさんは大体こうなります。こうなることの方が多いんです。
“どーせ諦めちゃうんでしょ?”とか思ってTVとか見ながら遊ぶと、
こちらのやる気のなさが伝わってしまってムッとした顔してしまいますし、
音は怖い、ぶつかるのも怖い、スピードが速かったり難しいのはわからない、
というわけで、実は遊ぶの結構難しいんです。
その点画面上なら安心です。
画面上なら何度でも諦めずにヒモを出してくれますし、
「目を離しているすきに飲み込んじゃった!」ということもなく、
もちろんペチッとなることもありません。
一応背中側から、「のんちゃん!右見て!」とか
「すごいすごい!」とか声をかけながら、
【協力し合ってヒモに立ち向かってる感】を出しています。
背中からだと私の目線は見てないはずなので、
洗濯物たたんでてもバレないというところも良い点です。
実はこの手の猫用動画は検索するとたくさん出てきます。
野鳥が餌を食べに来ている動画ですとか
大量のネズミが穴に頻繁に出入りするものもあります。
のんさんは残念ながら野鳥系は苦手なようです。
何でかな〜と思いよくよくのんさんの目線と動きを観察したところ、
↑鳥の姿自体は目に入っているのですが、鳥の動画って次の瞬間
↑一瞬で飛び立ってしまうことが多く、
そうなると集中力がゴミな上に、どんくさいのんさんは
姿を目で追うことが全然できません。
(多分この写真ののんさんも、まだいなくなったことに気づいてない)
確かにそれはつまらないかも。かわいそうな猫だ。
またネズミに関しては鳥よりは軌跡が追いやすいですが、
あ!ねずみさんだ!
さわってみようかな、どうしようかな
とか思ってるうちに
突然穴に入られてびっくりしてちょっとのけぞるのんさん。
いやいや、びっくりしてないでパンチしてごらんよ。猫でしょうが。
更には、
画面の右のほうに消えていくねずみに集中してしまい、
のんさん、左からも来てるよ!ねずみさんはそれ1匹じゃないよ!
おお!やっと気づいた・・・
のんさんはネズミ捕りには向かないようですし、
どうやら生き物を“狩る”という概念がないようです。
ヒモの動画の中には、
こんな感じで周りをチョウチョがヒラヒラ飛んでいるものもあるのですが、
チョウチョのことは完全無視です。気づいてないのかもって思うほどに。
ヒモは動きが柔らかいのと、それほど速くないのと、
動いた軌跡が追えるところが良いようです。
白い画面にヒモだけ、というのが一番わかりやすいので
これが一番お気に入り。遅くて全然触れてないけど(笑)。
夢中になって
立ち上がっちゃうことも結構あります。どの動画も、
「猫がエキサイトするとTVを倒したりするかもしれないので気を付けて」
的な注意書きがありますが、サイズや体重的にはやりそうなものの
のんさんはそこまで白熱することもなく、
手でちょいちょいっと触るだけなので安心です。
そんな一生懸命なのんさんの後頭部をこたつに入りながら
ただぼーっと眺める休日もなかなかオツなものです。
ただ、困ったこともあります。
集中力はやはりないので、遊んでても10分ぐらいで飽きます。
やれやれ・・・と思ってチャンネルを変えると10分後
↑また待ち構えてる
出来ればまとめて遊んで欲しいんですけどね・・・
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
私はどちらかというと記憶力が良い方です。
物心がついたのが早かったのもありますが、
2歳前の出来事も比較的鮮明に覚えています。
以前学習塾の先生をしていたころは、月に1回ある5教科のテストの点数を
300人分ぐらいは自然と覚え、間違えた箇所まで何となく記憶していました。
今現在でいうと、年に数回来院している患者さんであれば
顔と名前もわかりますし、雑談内容も結構覚えています。
朝からのカルテを夜にまとめて記載することになっても、
10匹分ぐらいの体重は記憶していますし、当日中なら血液検査の数値も覚えています。
また、人の住所とか誕生日とかも一度聞くと結構覚えていますので、
以前安中家の次女・中美ちゃんに
「中美ちゃん、今日あなたのお母さんお誕生日だね!」と言ったら
何とも言えない微妙な顔をなさったので
「『なんで知ってんの?』って思ったでしょ?気持ち悪いでしょ(笑)」と言ったら、
ニヤニヤしながら、心なしか頷いていた気がします。
これだけ書くとすご〜く記憶力が良い人のように感じるかもしれませんが、
単に集中力の問題で、集中力が発揮されていない時の私の記憶力はゴミです。
先日お昼のお弁当がなかったので、駅のコンビニに買い物に行きました。
お弁当にしようか、パスタにしようか・・・とさんざん悩んだ後、
レジで会計する際に「温めますか?」と聞かれたので「お願いします」と返答し、
レジのお姉さんが電子レンジに入れてくれたまではよかったんですが・・・
レジのお姉さん「お箸とフォーク、どちらにしますか?」
え・・・お箸とフォーク?あれ?そもそも結局何を買ったんだっけ?
お弁当とパスタで悩んだことは間違いないけど、どちらに結論を出したのか、
数秒前まで手に持っていたのに分からない・・・
もうこうなったら、お姉さんに聞くしかない!
大野 「あの・・・それ、電子レンジに入ってるの何でしたっけ?」
お姉さん「は?」
大野 「いや・・・何でしたっけそれ。どっちがいいですかね・・・
箸じゃ食べづらいですかね・・・?」
お姉さん「はい?」
なんかお姉さん、とても怪訝な顔をなさってます。
何言ってんだこいつ?みたいな。
大野 「あの・・・私何買いました?弁当でした?パスタでした?」
お姉さん「えっと・・・パスタですけど・・・」
大野 「(あ、そうなんだ・・・パスタにしたんだ・・・)あ、じゃあ、フォークでお願いします」
で、フォークをもらって帰ってきました。
よくよく考えたら箸でもパスタ食べられたし、箸の方が無料だから箸で良かったのに、
焦ったことにより有料フォークをもらってしまいました。私としたことが・・・
お店を出てからよくよくお姉さんの心情を考えてみたんですが、
もしかするとお姉さん的には
【まさかこの短時間で忘れるわけない】と思ったのかも知れません。
だとすると、私の「電子レンジに入ってるの何でしたっけ?」という
恥を忍んで発したこの発言は、【忘れたから聞いた】のではなく、
「その電子レンジに入ってるの、
なんだか自分で考えてごらんなさいよ。
パスタでしょ?私、パスタを買ったでしょ?
ってことはつけるのはフォークでしょ?
聞かなくたってわかるでしょ?」
みたいな、嫌味〜な感じに捉えられたかも・・・いや、たぶんそうだ。
だからとっても怪訝な顔してたんだ。
「この女、めんどくせぇな!フォークって言えばいいだけなのに!」って。
そんなつもり全くなかったのに、カスタマーハラスメントだと思われましたよね。
近いので頻繁に買い物に行くんですけど、そういう客、絶対嫌ですよね。
もう二度と来ないで欲しいって思われてるかもしれません。
私がお店に行くたびに「また来たよ・・・」ってテンション下がってるに違いありません。
ごめんよ、お姉さん・・・悪気はないんだよ・・・ただ、記憶力がゴミなんだよ・・・。
そんなことがあってから、出来るだけセルフレジで、
電子レンジ使うものがあっても迷惑かけないように
出来るだけ持って帰って来てからチンするようにしています。
意地悪してるんじゃないよって分かってほしいですね・・・。