[日常あれこれ]
2024年07月31日
祝・明日で開院10周年!
こんにちは、獣医師の大野です。
早いもので、明日2024年8月1日に当院は10周年を迎えます。
そんなわけで10周年の記念グッズ、作りました!
↑ロゴ入りキャンバスポーチ
※後ろの普通の猫は可愛すぎるのであげません。イメージです。
スタッフ全員で何度も協議を重ね、これにしました。
ご来院いただいた際に1家族1つお渡しします。
基本的には数は十分あるはずですが、
なくなり次第終了となりますのでご了承ください。
また、ついついお渡し忘れてしまうこともありますが、
別に意地悪してるわけではありませんので、お声掛けください。
こちらでも誰にお渡ししたか記録を取ってますので、
1度忘れても次の時にお渡しするようにしています。
開院当初、この場所には駅しかなく、正面の東葛病院もファミリーマートも
飲食店も幼稚園も小学校も何もありませんでした。
当時「流山セントラルパーク駅前で開院する」と聞いても
「・・・どこ?そんなとこあった?」って感じでした。
私は元々知らないところをウロウロ歩いたり自転車乗ったりするのが好きで、
2012年に三郷に住み始めた頃、
「流山おおたかの森駅に素敵なショッピングセンターがある」との噂を聞き、
三郷から流山橋を通ってフラフラと自転車でショッピングセンターへ行き、
帰りはせっかくなので全然違うルートを帰ってみたりしていました。
でも、通過したはずなのにそんな駅あったかしら・・・
【流山おおたかの森】の次って【南流山】じゃないの?
駅が近ければ流石に雰囲気変わるし気付いたはず・・・
な〜んて思いながら、開院準備をする院長のもとへ
差し入れのお菓子を届けに来たのですが・・・
「な、な、何もない!!」
なんかどこかの山奥にワープしたんじゃないかと思うぐらい、何もない!
無人駅でもいけるんじゃないかってぐらい人もいない!
交番はあるのにお巡りさんもいない!
つい韻ふんじゃったよ♪
まあ、誰も通過しないんだからいなくても大丈夫かもしれませんが、
でもいざ困った時にお巡りさんの代わりになる様な人もいない!
証拠写真。開院から半年が過ぎて東葛病院を作り始めた頃。
つまり最初に来た時はこれよりもさらに何もなかったということです。
院長「駅前なので、駅を利用する人の目に絶対入りますから」
私 「まあ、そうですね・・・(でも駅利用者自体が少なそう・・・)」
院長「駅から徒歩10秒なので、駐車場少なくても便利ですよ」
私 「まあ、たしかに・・・(駅利用者がいればそうですけど…)」
院長「運動公園に散歩に来る人達もいますから」
私 「まあ、そうかもしれないですね・・・(公園に散歩に来る人、駅前は来ないんじゃ・・・)」
な〜んてやり取りをした記憶があります。
で、2014年8月1日にめでたく開院し、1週間ほどたった頃、
私は一人で車で涼しい方に向かって旅をしていたのですが、
道中ふと、「そういえばどうしてるかな」と思って、
軽~い気持ちで院長にメールをしてみました。
私 「どうですか?順調ですか?」
院長「もう、全っ然人が来ません。
そもそも人が・・・いない・・・。もう潰れそうです」
え゛!?早くない!?
でもこの【全然来ない】という表現、どうなんだろう…と思いました。
開院直前まで院長が勤務していた病院は、
1日50人以上が来院するような規模が大きな病院でした。
昼休みもそこそこに、何なら食べられない日もあったりするほど忙しく、
カルテを書く時間もないので毎日夜遅くまで残業、
そんな病院に勤めていましたので、それと比べたらそりゃあ、ねえ。
私 「最初だし、仕方ないですよ。誰かの病院を継いだわけでもないですし、
地元で開業したってわけでもないですから知り合いもいませんし、
そんなもんじゃないですか?みんな様子を伺ってるんですよ。
そのうち来ますよ」
院長「そうですね。でもその【そのうち】が来るまで、うちがあればですけどね。 【そのうち】が来る前になくなってるかもしれませんね。
うちなんてどうせ小さい病院ですから…」
もう!なんでそういうこと言うの!人が励ましてんのに!
まあ、不安なのはわかりますけどね。
当時の院長は長男の安男くんがまだ4歳、長女の安美ちゃんも1歳半で、
自分一人ならまだしも家族がいるとなるとある程度の収入は必要ですし、
なにせ開業する時には多額の借金をするのですから、
「うまくいかないからもうやめよう!」なんて簡単にはいかないのです。
ストレスがお腹に来るタイプの院長、きっと下してんだろうな〜と思いつつ、
何か元気が出るものはないかと思い、目的地の涼しい所:軽井沢に向かって
車を走らせていたところ、ふと目についたのが・・・
ん?ちょっと拡大・・・
おおー!安中駅!
そう、軽井沢に行く前に通過したのが群馬県安中市。
街中至る所に【安中】の文字が!
これは、写メ送ってあげなきゃ!
というわけで車を停めて、よろずの【安中】の文字を手あたり次第撮影して送信。
元気が出るかどうかは分かりませんが、これぐらいしか出来ませんからね。
で、ふと、「安中市ってゆるキャラいないのかな」と思いつきました。
院長、ゆるキャラとか結構好きな方なので、お土産に何かグッズを買っていこう!
でも、駅前を見渡してもゆるキャラっぽいものは見当たらず、
ガラケーの私にはその場で調べる術もない。
というわけで、安中市役所に立ち寄ってみました。
(↑こういう自由が利くのが一人旅の良い所です)
市の職員さんに伺ったところ、ゆるキャラはいるにはいるとのこと
↑この方。当時まだ誕生して1年の【こうめちゃん】
でも誕生して間もないこともあり、グッズなどは特にないとのこと。
ただ!市の商店街で買い物をすると非売品の不織布のショッピングバッグが貰えるらしい。
じゃあ、するしかないでしょ、お買い物!
というわけで商店街に行き、閉まってる店が多かったですが
陶器を売っているお店があったので、
蚊取り線香を入れる容器のようなものを購入し、
手に入れたのがコチラ
こうめちゃんロゴ入りショッピングバッグ
旅行から帰宅後すぐにこれとお土産を届けに行きましたが、
院長のテンションは相変わらずでした。
「大野先生とメール交わした後も、結局誰も来てません・・・」
当時のことを思い出して、実際どうだったんだろうと思い、
電子カルテのデータを調べた所、
当院の1人目の患者さんが8/3、つまり
開院日と翌日は誰も来なかったということです。
で2人目の患者さんが来たのがなんと8/16!
私が旅行に行ってたのが8/7と8/8でしたので、
確かにそのあたり全然来てなかったようです。
これは・・・メンタル削られますね。そりゃお腹も痛くなります。
その後もデータによると来ている日で2人、
下手すりゃ数日0人が続いたりしていたようです。
今はもう1人も来ないなんてことはありませんので、
軌道にのって良かったな〜と思います。
駅前も同じ角度で写真撮ると全然違いますね。
ただ、いつ撮影してもあまり人が映り込まないところは変わってません(笑)
駅前なんですけどね〜
そんな院長の今年の七夕のお願い事はコレでした。
毎年同じ願いな気がしますが、まあでもこれですよね。
現状維持が一番です。
院長の目が黒いうちは続いているはずですし、
彼は健康体なので目が黒い期間は長いはずです。
今後とも宜しくお願い致します。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
毎年恒例、実習生の季節がやってきました。
小池さんと黒田さんの母校、スカイ総合ペット専門学校より
7月前半は動物看護科2年生の武田さん
後半は2日間だけですが動物看護科3年生の山村さんが来てくれました。
↑実習生恒例の床磨きを頑張る武田さん
看護系の実習生が来た場合、たいていの病院は動物看護師が色々教えます。
ただ、当院は馬場さんがいない日が多かったり、小池さんがトリミング室にこもって
黙々とトリミングをしていることが多かったので、
昨年までの実習生は基本的には私がお世話係をしていました。
お世話係と言っても小学生とかではないので、よほど変な子でない限りは
別に厳しく指導するようなことはありません。
でも折角実習に来たのだから、いつもは出来ない経験をさせてあげたいな〜とか
ただ立って見てるだけの実習じゃ辛いだろうな〜とか思うので
仕事を与えつつ、進み具合を見ながら声をかけつつ、
実習生で出来る作業なのかを考えつつ、個々の特性に合った仕事を与えつつ・・・
と、べったりくっついて見てるわけではないけど、常に動向を追いながら
都度的確な指示を出さなければならない、もちろん通常の自分の業務も同時進行、
と、これが意外と難しい! お互い慣れてくれば少し楽になるんですが、
慣れてくるころには実習終了です。
私の場合は色んな人の話を聞くのが大好物なので、
根掘り葉掘り質問しまくって沢山話しをします。
そして少しでも自分が楽をしようとする傾向にあるので、
「ああ〜あれやんなきゃ〜・・・あ!そうだ、実習生にやってもらおう♪」
ていう、ちょい悪お世話係でした。
でも!今年からはうちには黒田さんがいる!
常勤だし、歳も近いし、学校一緒だし、人当たりも良いし、
こんな適任者はいません。
というわけで、今年は私は偉そうに眺めているだけの存在で、
主に黒田さんが頑張っていました。
途中黒田さんから、
「私の時は大野先生から色々教わったけど、自分は知識が少ない分
ちゃんと教えてあげられてるのか不安。折角良い経験が出来る場なのに…」
という、なんとも良心的な悩みを打ち明けられましたが、
そんなことないよ!大丈夫よ!
私は小難しい話になっちゃうかもしれないけど、看護師同士だからこそ
伝えられることもあると思うよ!
「獣医師によって診療の癖があって実は超面倒」って愚痴ってみても良し、
「自分が動物看護師として今後どうなっていきたいか」って夢を語るも良し、
「国家試験の勉強がどうだった」って経験談を語るも良し、
多分聞きたい話いっぱいあると思うんですよね。
少なくとも私は自分が学生の時そういう話を聞きたかったと思いますし・・・
7月は私が有給消化にかかってたので不在なことが多く、
脇から口を出さずに済んだのでこれはこれで良かったように思います。
実習生もそうですけど、教える側の成長にもつながりますからね。
8月にもまた実習生が来る予定です。
今年3人目なので黒田さんの教える技術も上がってるはず!
私も陰から見守っていこうと思います。
実習生のお世話係・補佐をしたのんさん。
お疲れモードですね。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
現在、QR決済のPayPayがキャンペーンやってるのご存じですか?
↑コチラ。PayPay祭
PayPayで買い物をすると、直後に「スクラッチチャンス!」とアナウンスが流れ、
画面をタッチするとスクラッチが出来るというもの。
結果ははずれか、あたりでもほとんどが3等で
3等の場合は0.5%がポイントで還元されるので、
例えば1000円買い物して3等が当たると5円分追加でポイントがもらえる、
そんな感じです。
当たる確率はと言うと、個人個人で違います。
PayPayカードが紐づいている人だと当選確率が高めだったりするらしく、
私の場合は2回に1回は当たるタイプの人間らしいです。
でも、私はこのPayPay祭、結構前から疑問に思っていたことがありました。
当たる当たらないはランダムで、【運】であるかのように見えるのですが、
どうも何か別の力が働いているように思うのです。
どういうことかと言いますと・・・
例えばコンビニで500円ぐらいの安い買い物をした時は結構3等があたります。
ところが家電量販店やホームセンターなどで1万円ぐらいの買い物をした時には
毎回はずれが出ているような・・・
でもこれ、PayPay側に言わせれば、2回に1回の割合で当たると言ってるだけなので、
たまたま少額の時だけ当選してて、たまたま高額の時にははずれが出ている、
ただそれだけの事!と言われてしまうとそれまでです。
なので、この疑念を解消すべく、今回のPayPay祭りでは私も奥の手を使いました。
それは・・・
5000円以下の会計ではPayPayを使用しない
5000円と100円を交互に会計したら毎回100円の方だけ当選しそうなので、
それならばいつ当選しても良いように少額会計に使用するのをやめることにしました。
これならいつ当たったとしても25円以上は貰えるはず!
というわけで、この作戦をスタートしてみた結果・・・
現在11回連続ではずれが出ております!
あれれ〜?おっかしいぞ〜?
2回に1回当選するはずなのに〜
当選確率50%のはずがまさかの10%以下です。
予想はしてましたがやっぱりなって感じですね。
PayPayさん、どうなってるんでしょうか。
関係者の方、ご覧になってるようでしたらご回答お待ちしております!