[日常あれこれ]
2023年02月22日
愛玩動物看護師国家試験 と 猫の日なので安中ニャンズ特集
こんにちは、獣医師の大野です。
院内飾りを変更しました。
テーマ:ひな祭り
ひな祭りも3年目になりますので、もういい加減ネタ切れです。
そろそろマスクの装着が自由になるようで、そうなれば
この透明シートも外すことになるかもしれず、
もし外すとなれば壁面工作も終了もしくは規模縮小かな〜と思ってます。
少し寂しい気もしますけど、なにせ結構大変なんです。
まあ、シートがあるうちは頑張ります。
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2月19日(日)は、【第一回愛玩動物看護師国家試験】がありました。
昨年7月8日のブログで詳しく書きましたが、アレです。
これまでの民間資格とは異なり、初めて国が認める国家資格になるのです。
所定の動物系の専門や短大、大学を卒業しているか、もしくは
11月6日の【予備試験】に合格しないと本試験を受けることもできません。
馬場さんは予備試験を受けなくても大丈夫な学校を卒業していましたが、
模試のつもりで11月の試験も受けに行きました。
予備試験前もしっかり勉強して臨んでおり、その頑張りが発揮できればいいな〜と、
合格点が取れると良いな〜と思ってました。
結果、ちゃんと合格出来ていたのですが、一つ気になることが・・・。
なんとこの試験、合格率が99%超え・・・。
そうなるとちょっと話が変わってきます。
当たり前ですがどんな試験も勉強しない人というのは必ずいるわけで、
合格率がほぼ100%なんてありえないわけです。
しかもこれは受けた人を喜ばせるための試験ではなく、命を扱うための国家試験…
これでは民間資格だったころの、ポイント貯めれば合格できたころの試験と
変わりありません。
試験ってみんな合格すれば一見めでたいことな感じがします。
勉強せずに受けた人にとっては【ラッキー】かもしれませんが、
私はちゃんと勉強してコツコツ努力をしている馬場さんの姿を見ていたので、
何だか正当に評価されていないような気がして腹が立ちました。
合格率ほぼ100%に設定する試験なんだったら、やる意味って何だろう…。
受験料を回収するため?ちゃんとやってる風の既成事実を作るため?
しかもそうなると、本試験がどんな感じになるのかが気になるところでした。
予備試験同様に、名前書くだけで合格するような超簡単な感じで来るのか、
予備試験とは違ってちゃんと勉強した人だけが合格できる試験で来るのか、
皆目見当がつかなくなりました。
だいたいこういう試験、第一回目というのは合格率高めに設定されるので、
普通に考えたら70%ぐらいになるんだと思うんですけど、どうでしょうね…
試験後、馬場さんにメールしてみました。
すると返信が
ちなみにバブコック鉗子とは
↑コレです。当院は他の器具で代用しているため存在しておらず、
よって普段の会話で口に出すこともないのですが
一般的な器具ではあるので、数日前に「出るかもよ〜覚えておいた方が良いよ」と言ってたやつ!
ナイス自分!話題にしてなかったら取り逃してたかも!
そんな風に一緒に勉強したり、院長や私が「大事だよ」って言ってたところが
いくつか出ていたので、少〜し役に立てました。良かったです。
そして私と院長も解いてみましたが…
予備試験の時とは違い、「誰でも合格できます!」みたいな試験ではありませんでした。
現場で働いたことはないけど座学の知識が豊富な看護学生たちと、
勉強から離れているけど経験は豊富な現役で働いている人たちと、
どちらに有利ということはなく、それぞれの得意を活かしつつ、
でも足りない部分はちゃんと勉強しないと解けないような、
しっかり作られた試験問題だったと思います。
恐らく何も勉強してなくて受かる人はいないでしょう。
頑張りが認められる試験で良かったです。
馬場さんも週3の出勤、家事、育児をしながらコツコツ頑張ってましたので、まあ大丈夫だと思います。
今日現在の日本には【動物看護師】を名乗って良い人は一人もいない状態なのですが、
もし馬場さんが晴れてこの試験に合格していれば、当院にも
【愛玩動物看護師】が誕生するわけです。
まあ、仮に落ちていたからと言って別に馬場さんがクビになるわけでもなんでもなく、
「あら、残念!じゃあまた来年だね」の一言で終わりではあるんですけど、
でも来年は小池さんと黒田さんも受ける予定なので、
できれば先輩として先に受かっておきたい!というのが本音でした。
なので、まだ発表があったわけではないけど、とりあえず良かったです。
お疲れ様!
発表は3月中旬、馬場さんの前に私のFP2級試験の合否発表もあったりします。
もうしばらく、ドキドキの日々が続きそうです。
結果が出たら良くても悪くてもご報告します!
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今日は猫の日だそうですね。
近年は猫の飼育頭数が増えているようで、犬を超えたとかなんとか…。
実は獣医師が飼育している動物も、一番多いのは猫なんです。
自宅や自分の病院で犬を飼っている獣医師は2人に1人ですが、
自宅や自分の病院で猫を飼っている獣医師は3人に2人だそうです。
購入というよりは、保護された子を飼っているケースが圧倒的に多く、
院長も私もそのクチです。
安中家の猫たちは月2回ぐらいのペースでシャンプーに来ているので
迎え入れてからの約8か月、成長を見てきました。
1歳未満なのでまだ成長過程ではありますが、
こんなだったのが
こんな感じに仕上がってきています。
(何故かいつもこの並びなので、比較しやすい)
3匹は兄妹ですが、最近は体格に差が出てきており
やっぱり男の子は大きめです。
本当はのんさんも木くんの隣に並べたいんですけど
木くんも薪ちゃんものんさんが嫌いなので出来ません。
なので、合成してみました。
のんさんは5.2sありますので、たぶんこれぐらいのサイズ感。
木くんも最終的にはのんさんぐらいになるのではないかと思います。
目標はのんさん超えの6s!
大きくなると体格だけでなく個性にも差が出てきます。
炭ちゃんは他の2匹よりやや知的なタイプの女子です。
なのでのんさんが素晴らしい先輩だということがちゃんと伝わっており、2匹は友人です。
のんさんお気に入りのデンタルケアのおやつを勧めたところ、
薪ちゃんと木くんは飲み込む勢いで食べてしまうのであまりデンタルケアにならないのですが、
炭ちゃんはゆっくりしっかり嚙んで食べている様子。
きっと、【デンタルケアはしっかり噛まなきゃ意味がない】と
考えながら食べているのでしょう。パッケージを読んだのかもしれません。
薪ちゃんは小さい時はやや不良少女のような印象のある女子でしたが、
最近は少し大人の女になり、あまりシャーを言わなくなりました。
きっと私が何度かドライヤーをしてあげたりしていたことを思い出し、
「お世話になってる人にこういう態度は良くないな」と反省したのでしょう。
でもたまに木くんのシャーにつられて言ってしまうこともあるので、
まだまだ修行が必要です。
↑お父さん(院長)のスリッパを履いてみる薪ちゃん
唯一の男の子、木くんはと言いますと・・・
人の家の猫のことをこんな風に言うのはアレですけど、ちょっとアホな子です。
↑鼻にいつも鼻くそがついているらしい。
シャーを言うのはもう口癖のような感じなので、毎回言われてしまうのですが、
ただ口に出すだけで、引っかいたり咬んだりされたことはありません。
安中キッズに日々もみくちゃにされているからか、非常に我慢強い子だと思います。
また、木くんは甘ったれなので、薪ちゃんや炭ちゃんのしっぽの先を執拗に舐める癖があり、
二人のしっぽは
こんな感じの変な形になっています。女子2匹、よく怒らないですね。
自分の尻尾ず〜っと舐めてくるとか、鬱陶しくてケンカになりそうです。
お昼休み、私は受付デスクで休憩しているのですが、
木くんは受付から待合室の方にカウンターを飛び越えたいようで
私の膝の上からカウンターに乗ろうとするんですけど、
実はこの時点ではまだ私の存在に気付いていないのです。
こんなに近くにいるのに!
「もっさん、向こうには行けないよ?」と声をかけたところ、
この時点で自分が踏み台にしようとしていたのが人間である事実に気づき驚く木くん
そしてシャー
で、このままどこかに走り去っていってしまうのですが、
数分すると忘れるのかまた現れ、またびっくりして、またシャー とエンドレスです。
アホです。間違いない!
家ではシャーを言わないらしいので、これは私に向けてのシャーですけど、
なんだかんだ言う割に、
なんか気が付くとまた視界に入ってうろうろしてるし、
なんか唸り声がすると思って足元見るとそこにいるし、
おぬしさては、私のこと好きだな?
と思っています。
ごめんよ、私にはのんさんがいるからね。
院長はどんなに猫たちが可愛かろうが、赤ちゃん言葉になったりすることはなく
猫たちと関わっているそうです。真実はわからないですけど…。
安中家は猫の数を上回る人間の子供たちがいますが、今は素直な彼らも
思春期に突入したりすれば親と口をきかなくなったりするかもしれません。
↑数年後、安中キッズがこんな感じになってたら…楽しみ♥←他人だから他人事
でも猫たちが今後↑こうなる可能性は限りなくゼロに近いのです。
お父さんの膝に乗りたくて順番待ちが生じていたり、
家の外で作業をするお父さんをストーカーしてみたり、
そういうことを恐らく死ぬまで続けるのだろうと思います。
となると、時間の問題ですね、院長の赤ちゃん言葉も…