[日常あれこれ]
2021年09月22日
我が家の玄関事情後編と、海を越えたなのちゃん
こんにちは、獣医師の大野です。
明日9/23は祝日(秋分の日)ですので休診となります。
ご注意ください。
まちがえてきたら きっと かなしいきもちに なるにゃ
我が家の玄関事情 〜後編〜
9/8の投稿で、我が家の玄関の虫事情をお話しました。
虫が異常に多い理由は3つあり、
1つは玄関のすぐ脇が畑であること、
2つ目はかなり明るい玄関灯がドアのすぐ脇にあること ですが、
3つ目の理由は、野生動物がいることです。
3/22の「我が家のご近所アニマル事情」の記事でお話しましたが、
我が家のご近所には野良猫だけでなく、
「ハクビシン」「タヌキ」「アライグマ」が確認されています。
これらの動物たちはゴミを漁ったり、農作物を食い散らかしたり、
家屋に住みついてそこで排泄も行ったりします。
ということは、食べ散らかしの残骸や、排泄物を糧にしている虫たちにとっては楽園です。
一度住みついてしまうとなかなかいなくならないそうですし、
あくまで賃貸アパートなので、勝手に屋根裏に何かするとかはできません。
調べたところによると、こういった害獣用の忌避剤もあるのですが
害獣用忌避剤 ウルフピー
成分はハイイロオオカミの尿100%!
尿を売るとか、イケナイ商売みたい・・・
「近くにオオカミがいる!この辺は危険だ!」と思わせるようで、
大体の害獣はこのにおいが嫌いだそうですが、
嗅いだ事ないけどたぶん私も嫌いです。(適用害獣に【大野】も追加してくれ)
どうでもいい話ですが、ウルフピーは計算したところ1mLあたり25円です。
人間だと1日に1000〜1500mL排尿するので、日給2万5000円〜3万8000円になる…
だいぶ羨ましい・・・
快適な生活をするために撒いた忌避剤で、家にいられなくなるとか・・・本末転倒です。
なので、この3つ目の理由に対しては私にできることはあまりありません。
天井にシミができてきたり、深夜に屋根裏を走り回る音が聞こえたら
大家さんに即相談するぐらいでしょうか…
となるとやはり、日々の害虫対策が大事になってきます。
殺虫剤の使用もそうですが、そもそもうちの周りに来ないような対策が必要です。
すご〜く地味なパッケージですが、もの凄く効果を感じているのはこちら
玄関ドアの周囲に撒いておくと、這って歩く系の虫はゴロゴロ死んでいます。
また、蚊取り線香もしっかり使用します。
蚊取り線香の効能も「蚊成虫の駆除」のみなので、たぶんガにはあまり効かない・・・
普通の蚊取り線香は7時間効くそうですが、朝7時半に出かける際に焚いて出かけると、
昼の3時までには燃え尽きてしまう計算になります。
でも大事なのは、虫が増え始める夕方から私が帰宅する夜なのです。
ですので我が家ではこちらを使用しています。
普通のよりも大きい蚊取り線香。
12時間用なので、頑張れば帰宅した時に丁度終わるぐらいの計算です。
この蚊取り線香の最大の欠点は、ハイセンスなデザインです。
いつも思うのですが、このデザイン何とかならないものでしょうか。
蚊取り線香を入れるオシャレな入れ物もありますが、みんなレギュラーサイズ用なので、
このサイズだとどうしてもこれを使わなければなりません。
でも、あまりにハイセンスすぎて私には使いこなせません。
そんな時は、ペンキと絵具でカスタマイズ!
今回はこんな仕上がりになりました。
アメリカ陸軍をイメージ(←なぜ?)
このセンスもどうなんでしょうって感じですが、別に良いんです。
ステンシルがど〜してもやりたかったので。
大きいサイズの蚊取り線香は詰め替え用がないので、毎回缶ごと購入する必要があります。
なので、自分が気に入るまで、もしくはカスタマイズに飽きるまでは色々やってみます。
やれるだけのことはやってる、うちは大丈夫だ、と思っていたのも束の間、
そんな私を嘲笑うかのようなとんでもない事実に気付いてしまいました。
先日帰宅して玄関ドアを見ると、ドアと一体型のポストに郵便物が。
定期的に送られてくる通販雑誌なのですが、問題はここです。
めっちゃデカい隙間開いちゃってるじゃん!
薄っぺらいはがき一枚とかならまだしも、これだけの隙間が空いていたら
ゴキブリどころかヘラクレスオオカブトだって通れそうです。
こんなに虫の多い空間で、許されない隙間です。
分厚いものを入れると隙間ができる以外にも、
このドア一体型のポストは他にも欠点があります。
➀投入口が狭すぎる
このポストは開口部が3センチしか開かないのです。
留守番しているのんさんは宅急便とか来ても受け取っておいてくれないので、
1人暮らしの人にとって、【不在でもポストに投函で配達】という
システムはとても嬉しいのですが、
この3センチの隙間では入れられないものが多く、
配送業者も置き去りにできないらしく、結局不在票が入ってしまったり、
最終的に受け取れなくて発送元に戻されてしまうこともあります。
➁内側に“受け”がついていない
ドアの内側に受けが全くついていないので、郵便物は全て
地面に落ちる仕様になっています。
前回もお話した通り、ドアを開けている時間が長いと虫が入ってくるので、
超特急で中に入ってドアを閉めなきゃいけないのですが、
開けた瞬間に目に飛び込むのは靴を脱ぐところに散乱する郵便物たち。
そんな追い詰められた状況で、郵便物を踏まないように入室するのは結構高度な技術です。
これは早急に対策せねば・・・
でも、度々言いますがここは賃貸アパートですのでドアの交換はできません。
ポストに入れられないようにしてしまったら、郵便物が行き場を失います。
となったら・・・・
ドアポストを閉鎖して、ポストを別で用意する!
これしかない!
そんなわけで購入しました。
楽天スーパーセールで買ったポストと、ジョイフル本田で買ったポストスタンドを
ピコ太郎さんのようにう゛〜んってやって
こんな感じに配置。
(死の縁から生還したロベリアと瀕死のガーベラを添えて)
郵便物が入る空間に虫が住みつかないように、Seriaで買った豆皿の上に
無印のアロマストーンを置き、
虫が嫌うといわれている、ミント、ユーカリ、ラベンダーの
アロマを吸わせたものを入れておいています。
もちろんドアポストは養生テープで蓋をして
↑虫めっちゃ入ってくるからこっちに入れないで!って言うのを柔らか〜く伝える。
こんな感じで。
むふふ、ステキ♥。ここで毎夜、虫の大量殺戮が行われてるなんて思えないわ。
何れは棚の部分にガが嫌うとされるラベンダーの鉢を置きたいな〜と計画中です。
虫たちに私の本気が伝わればいいな〜と思いますが、
冷静に考えると・・・わたし、ノイローゼ気味でしょうかね(笑)
本音を言えば、こういう心配しなくていいところに引っ越したいです・・・
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先日、飼い主さんのお仕事の都合で海外に行くことになったMix猫のなのちゃん。
数年はそちらで生活するそうです。
まだ8ヶ月の仔猫なのに、と〜っても落ち着いてるお利口さんです。
人間が海外に行く以上に、動物が海外に行くのってとっても大変ですが、
お注射、各種検査をすべてクリアして日本を旅立って行きました。
場所はなんと!インド!!
たぶんこの中になのちゃんがいます。
インド人スタッフさんにも大人気だったようです。
到着後、ウロウロ探索中。
やりとげたにゃ!
無事の到着をかみしめ、ガッツポーズするなのちゃん。
アメリカとかイギリスとかドイツあたりだと、
「昔住んでた」「留学してた」という方に時々出会うので
何となくイメージつくのですが、インドってなかなかいないですよね。
でも今回色々調べてとっても興味がわきました。
私は学校行事で飛行機に乗ったことがあるのみ、
パスポートも持ってませんのでとっても縁遠いのですが、
海外での生活…ちょっと憧れますね。
私の人生36年の中でやったことないことをやりとげたなのちゃん、
なの先輩と呼ばせとくれ。(どちらかというとやり遂げたのは飼主さんですが…)
ブログ掲載の許可を頂きましたので、載せさせていただきました。
長旅につかれて眠るなの先輩。
インド生活楽しんでね!