[病院のこと]
2019年10月15日
マイクロチップが入ってる子へのお知らせと、あの人が還って来る!
10月上旬にトリミングに来てくれた子たちをご紹介します。
ミニチュア・シュナウザーの空くん
トイ・プードルのロッシュくん
シーズーのれいちゃん
トイ・プードルのニコちゃん
ミニチュア・ダックスフンドのピノくん
ボーダーコリーのLUCIAちゃん
ミニチュア・ダックスフンドのgalboちゃん
シーズーのハナちゃん
トイ・プードルの小麦くん
トイ・プードルのあずきくん
アミリカン・コッカーのヴァフィーくん
トイ・プードルのココちゃん
ビション・フリーゼのココくん
柴犬のうめちゃん
以前のブログでも話題にしましたマイクロチップについてですが、
今回は装着を考えている子ではなく、すでに装着されている子へ大事なお知らせがあります。
マイクロチップについておさらいすると、
@迷子になったペットが保健所などに収容される。
↓
A収容した施設が首輪に迷子札がついてないかなどを確認するのと同時に、
マイクロチップリーダーと呼ばれる機械を首元にかざす。
↓
Bマイクロチップが装着されている子はリーダーに番号が表示される。
↓
Cその番号を獣医師がデータベースに入力し検索をかける。
↓
D登録されている飼主名、電話番号、住所などが表示される。
↓
E飼い主と連絡をとる→無事帰還
という流れになります。一度装着してしまえば、背中がもげない限り
マイクロチップが外れてしまうことはありませんが、
それより気になるのは登録に関してです。
ペットショップで購入した動物の場合、マイクロチップは
すでに装着されていたという方が多いですが、
その後の登録は自分でしなければならないことが多く、
これをしていない人が結構いるようです。
ペットの購入後は生活がガラッと変わり、
「混合ワクチン打たなきゃ!」「狂犬病も打たなきゃ!」「市役所に登録しなくちゃ!」
「フィラリア予防とノミダニ予防もしなくちゃ!」「お散歩デビューもしなくちゃ!」
「避妊手術も考えなくちゃ!」「キャ〜下痢した〜!」
・・・というように慣れないイベントが目白押しです。
また、関連書類も多く、購入に関するもの、ワクチンなどの予防に関するもの、
保険に関するものなどがたくさんあります。
私も時々「登録はしてありますか?」とお聞きしていますが、
自信をもって「はい!してあります!」と答える方はとても少ないです。
「…どうだろう。わからない…。覚えてない…。書類はとってあります!たぶんどこかに…」
というのが7割ぐらいです。
因みに、登録がされていないとマイクロチップは何の意味もない代物です。
せっかく入ってるんですからしっかり登録しましょう。
さらに、住所や電話番号などに変更があった場合は忘れずに登録変更しましょう。
また、登録がしてあってもダメな場合もあります。
何故かというと…マイクロチップの登録にはAIPOとFAMという2つの機関があります。
AIPOは獣医師会などでも使用している登録数が100万頭ほどの大きな機関なので、
こちらで登録してあれば大丈夫です。
一方、FAMというところにしか登録を行っていないと、
こちらは獣医師の中でも知らない人が多い新しい機関であり、AIPOとFAMは連携していないので、
一般に使用されているデータベースで検索しても
『該当マイクロチップ番号は登録されていません』となり、
登録していないのと同じになってしまいます。
AIPOに入っている方はFAMに登録する必要はありませんが、
FAMに入っている方はAIPOにも登録する必要があります。
番号は一緒なので、改めて埋め込む必要はありません。
登録がどうなっているのかわからない方は、当院までお問い合わせ下さい。
登録内容の照会が可能です。登録変更はご自身で無料で行えますが、
AIPOへの新規の登録は1050円がかかります。
因みに当院で装着をした子たちは、AIPOに登録されていますのでご安心ください。
もう1つ!大事なお知らせがあります。
1月から産休・育休に入っていました馬場さんが、
21日(月)よりパートさんとして復帰します。
馬場さんファンの皆様、お待たせいたしました!
平日の午前中の勤務になる予定ですので
よろしくお願い致します。