[日常あれこれ]
2019年09月15日
9月前半のトリミングのご紹介と防災の話A
こんにちは、獣医師の大野です。
9月前半のトリミングのご紹介です。
MIX犬のジジくん
トイ・プードルのしじみちゃん
トイ・プードルのBarneyちゃん
ミニチュアシュナウザーの陸くん&空くん
ミニチュアダックスフンドのマロンちゃん
ミニチュアダックスフンドのピノくん
キャバリア・キングチャールズ・スパニエルのとまとちゃん
タイニープードルのモコちゃん
トイプードルのゆめちゃん
MIX犬のマリちゃん
千葉県南部の停電・断水が続いていますね。
先日防災の話を書きましたが、こんなに早く来るとは思いませんでした。
これまで防災準備に関して、TVなどで
「被災から3日もたてば支援物資の配布が行われているはずなので、
最低それまで3日分の水と食料を確保しましょう。」
と言われていましたが、今回の台風災害でそれはただの理想論なんだな〜ということがわかりました。
今回の台風は、周りの県はそこまで大きな打撃を受けてたわけではなく
ほとんどが千葉県の被害でしたが、それでも支援は届いていません。
これがもし関東全域の被災だと、きっともっと時間がかかってしまったでしょう。
東日本大震災の際にも千葉県は動きが遅かったようですが、
8年経っても当時の反省が生かされたとは思えない動きの遅さでした。
「次こそは!」と思いたいところですが、もしかするとその「次」は明日かもしれません。
今の状況で明日何か大きな災害が起こったら…もうお手上げでしょう。
自治体任せではなく、あくまでも自治体の支援はオマケ程度と思って、
自分で備えるのが一番確実です。
特に犬や猫のいる家庭では、少なくともその子たちの分の蓄えは飼主さんの責任です。
動物たちは自分では何も準備できませんが、日々我々の生活を癒してくれているので
これぐらいの恩返しはしてあげても良いのではないかと思います。
よくこういう大きな災害があった直後は、防災用品などを備えようと購入者が増ますが、
それはとっても良いことだと思います
喉元過ぎれば〜という言葉がある通り、今は「準備しなきゃ!」と思っていても、
時間が経てば「ま、なんとかなるでしょ」とモチベーションが下がります。
やる気のあるうちにやっておくのが一番です。
前回防災準備の一つとして、犬の【ケージに入る練習】を挙げました。
ホテルや避難所ではケージに入っていられることが大前提となりますが、
もしどうしてもできないという場合には、
ご実家やご親戚の家、ご友人の家など、
ケージに入れずに預かってもらえる場所を探しておくのも一つの方法です。
一方的に「預かってほしいな〜」と心の中で思っているだけではなく、
何もないうちから約束をしておいて、時々練習がてら預けるのも良いかもしれません。
相手の家の方にその子がどんな性格の子なのかなどを知っておいてもらうだけでも
お互い安心できます。
もしどうしても見つからなければやはり心を鬼にしてでも練習するしかないので、
ケージなしでも受け入れてくれる人が周りにいるのか確認しておきましょう。
また、前回あまり触れませんでしたが、猫の場合にはケージに入っていられない子や
鳴き続けてしまう子はおらず、意外と大丈夫なことが多いです。
自分のペットが預けた時にどんな反応を示すかを知っておくと良いかもしれませんね。
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9月は夏期の日程でトリミングの空きがございます。
ご希望の方は当院までお問い合わせください。
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