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あんなかどうぶつ病院
2019年08月28日 [日常あれこれ]

8月後半トリミングと防災準備について

こんにちは、獣医師の大野です。

先日もお伝えしましたが、明日9/1(日)は午前中院長は不在です。
私はおりますので診察は可能ですが、ご注意下さい。

では、8月後半にトリミングに来てくれた子たちをご紹介します。

MIX猫のシロちゃん
190819シロちゃん

ラブラドール・レトリバーのモカちゃん
190819モカちゃん

MIX犬のモコちゃん
190820モコちゃん

M・ダックスフンドのルージュちゃん
190820ルージュちゃん

MIX犬のマリーちゃん
190823マリーちゃん

トイ・プードルのフィオちゃん
190825フィオちゃん

チワワの虎鉄くん
190827虎鉄くん

トイ・プードルのそらくん
190828ソラちゃん

ビション・フリーゼのココくん
190830ココくん

シーズーのれいちゃん
190831れいちゃん
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先ほどもお伝えしましたとおり、明日は午前中院長不在です。

明日9/1は防災の日なので、流山市の防災訓練に参加するそうです。
ところで皆さん、防災準備はできていますか

人間用の防災用品は当然のことながら、ペットたちの防災用品に関しては、
恐らく自治体の配給はそこまで手が回らないと思いますので、
1か月分ぐらいの備蓄があった方がよさそうです。
リードや食器など普段使っているものを使用できるものもありますが、
防災用として具体的に必要なもので言いますと、

・いつも食べているフード(最低でも1週間、出来れば1ヶ月分)
・ペットシーツ1ヶ月分、猫の場合は猫砂
・フン処理袋
・マイクロチップ装着している子は番号の控え
・人を噛んでしまう恐れのある子は口輪やエリザベスカラー
等があります。

病院にはある程度はサンプルのご飯などがありますが、
当院に通院している子みんなの分はありません。
ご自宅に未開封のフードが常に1袋あるようにしておくと安心かと思います。
また、手作りフードを食べている子は、災害が起きると冷蔵庫などが使用できない
可能性や、いつもの材料を調達できない可能性もあります。
ドライフードなども食べられるように慣らしておくとよいと思います。

環境省の指針として、「同行非難」が推奨されています。
同行非難とは、「飼い主が避難する際に一緒に動物も連れて行く」ということです。
この際、一つ問題になることがあります。
それは、「ケージに入れられることに慣れているかどうか」です。

当院のホテルに来る子たちを見ていると、ケージに慣れていて大人しくできる子が
ほとんどですが、中にはケージに入れられることに全く慣れていない子もいます。
声が出なくなるぐらい何日もずっと鳴き続けたり、
ケージをこじ開けようとドア付近を掘り続けて爪をはがして血だらけになったり、
鼻の頭から血が出るまでドアを押したりする子たちがいます。
また、ケージの中に敷いているタオルをビリビリに破いてしまい、場合によっては
それを飲み込んでしまう場合もあります。
下の写真はお盆のホテルでビリビリに破いてしまったタオルです。
タオル

このタイプの子は何枚でもこのようにしてしまうので、誤食の危険性がありますし、
かといって入れないと尿や便にまみれてしまいます。
普段の生活で自分の要求にすぐに応えてもらう習慣がついていると、
要求が聞き入れられるまで同じ行為をずっと繰り返してしまいます。

これらは強いストレス反応で、ここまで来るとケージに入れておくのは難しくなりますし、
一緒に避難している他の動物たちにも強いストレスを与えてしまいます。
でも一番辛いのは慣れないケージに入れられている本人たちです。
一見ワガママな行動に見えてしまいますが、きっと心の中は大パニックで、
じっとなんかしていられない精神状態なのです。
こういう子の場合、通常時であればホテルではなくペットシッターに来てもらう方が
良いのかもしれませんが、災害時はそうはいきません。

そうなると、車中泊も考えなくてはなりませんが、いつまで続くか分からない避難生活での車中泊は、飼主さんのエコノミー症候群など健康面に不安があります。

また、災害とは関係なく、通常の生活においても、ペットの体調が悪く入院の処置が必要な時、
ケージに慣れていないと入院ができず、十分な治療をしてあげられない可能性があります。

ケージに慣らすことは1日では絶対にできません。
毎日の練習の積み重ねで出来るようになるものですし、出来るようになってしまえば
本人たちはそれほどストレスを感じることもなく入っていられます。
ペットたちがケージに入っていられれば、その間に飼主さんは自分の家の片付けをしたり
新しく生活をする場所を探すなどに時間を使うことができ、
結果的に早くいつもの生活に戻れると思います。

フードなどの備蓄と同時に、ケージに慣らすことや、家族以外の人に
世話をされることに慣らすことも立派な災害への備えですし、
いずれ入院が必要になった時のための予行練習にもなり、
その子の寿命にも大きくかかわってきます。
ペットと防災について、是非一度考えてみてください。

防災10カ条を載せておきますので、ご覧ください。
犬防災
猫防災

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お盆のホテル中、上記のような理由で何枚かのバスタオルが天に召されました。
もしご家庭で不要になったバスタオルがございましたら、お譲り頂ければ幸いです。
サイズは60×120以上のもので、中古で構いません。
よろしくお願い致します。

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